宮本慎也氏が東洋大を指導、来年の東洋大は?

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東京ヤクルトを退団した宮本慎也氏が東洋大を指導した。

内野守備強化

東洋大の杉本監督は、「指導陣に内野手出身がいないこともあったし、新たな視点や刺激を入れたかった」と話し、東京ヤクルトのヘッドコーチを務めていた宮本氏を招へいした。

宮本氏は4時間の中で1時間近くをキャッチボールに当て、キャッチボールの重要性を説いたという。元プロの選手は特にキャッチボールの大切さを話す事が多いが、宮本氏も同じように基本の大切さを話した。

指導を受けたのは、小川翔平選手など。小川選手は霞ケ浦出身の180cmの遊撃手で来年のドラフト候補にも名前が挙がる。「現役で活躍されている時を見ていたし宮本さんの本は全部買って読んでいた。憧れの人が目の前にいて興奮しました」と刺激を受け、「今までやってきたことと全然違った。世界が変わった。聞きたいことがいっぱいあって時間が足りなかった」と感想を話した。

東洋大は昨年は甲斐野、上茶谷、梅津の豪華な投手がいたが、その3投手が抜けた今年春は3年生の村上頌樹投手の奮闘に、佐藤都志也選手、山田知輝選手の打撃陣が活躍し優勝をしている。しかし秋は代表入りした村上投手、佐藤選手などに疲れが見えると、リーグワーストとなる11失策と守備が乱れ、5位に低迷をしてしまった。

来年は佐藤選手、山田選手といった主軸が抜け、新たな主軸を作る必要があるが、エース・村上を中心とした守りの野球をしていくのが現実的と言える。捕手は佐藤選手がいてもマスクを被った山崎基輝選手がいるが、小川選手、小林直輝選手、諏訪賢吉選手など4年生になる内野陣を中心に守備の向上が鍵となる。瀬川航騎選手、矢吹栄希選手などの台頭にも期待したい。

打撃では長打を打つ選手がやや少ない印象で、岡崎心選手、東小橋川大選手に期待をしたいが、抜群のセンスとスピードを見せる松本渉選手を中心に、足を使った攻撃が主になってきそうだ。合格が発表された橋本吏功選手などの1年目からの活躍も期待される。

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来季の正遊撃手候補として期待がかかる小川翔平(3年、霞ケ浦)は「現役で活躍されている時を見ていたし宮本さんの本は全部買って読んでいた。憧れの人が目の前にいて興奮しました」と目を輝かせ「今までやってきたことと全然違った。世界が変わった。聞きたいことがいっぱいあって時間が足りなかった」と振り返った。

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