オリックスのスカウトグループ首脳2人が退団、来年も育成路線

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オリックスは、古屋英夫編成部副部長と中川隆治アマスカウトグループ長の2人が退団することが分かった。

スカウトグループトップが退団

古屋編成副部長は64歳、中川グループ長は47歳での退団となった。今年のドラフト会議では福良GMを筆頭にアマチュアスカウトではこの二人が中心となっていた。

オリックスバファローズのドラフト指名予想に、オリックスのスカウトの発言をまとめているが、実際にドラフト候補に対する評価は、古屋氏か中川氏が発言している事が多かった。オリックスは長村球団本部長も11月1日付で退任しており、福良GMの元で首脳クラスの人事が一気に動いた形となる。

スカウト部門のトップとなる存在が不在の状態となっており、今後は、牧田勝吾スカウトや山口和男スカウトなどがたたき上げとして昇格するか、または他球団などで実績のあるスカウトが来るのか、また、乾絵美氏がスカウトに就任をすることが決まっているが、この他にスカウトに採用されるのかなどが注目される。

育成路線

オリックスは、社会人、大学といった即戦力の選手を中心に獲得をしてきた。しかし今年のドラフト会議では東邦の石川昂弥選手を指名した後、宮城大弥投手、紅林弘太郎投手と高校生を上位で指名し、また、育成ドラフトでは福岡ソフトバンクを上回る8人を指名、佐藤一磨投手、谷岡颯太投手といった高校生を中心に、大下誠一郎選手などとがったところがある選手を指名した。

球団関係者によると、「来年もその路線」と話し、来年も高校生など育成をする選手を指名する方針を続けていくという。野手を中心に明石商の来田涼斗選手や東海大相模の西川僚祐選手、花咲徳栄の井上朋也選手などに注目していくのではないかとみられる。

オリックスバファローズのドラフト指名予想
2020年ドラフト指名予想

オリックスの古屋英夫編成部副部長(64)と中川隆治アマスカウトグループ長(47)が、今季限りで退団することが分かった。今秋のドラフトで中心となった2人の退団により、来季からスカウト体制は一新。牧田勝吾チーフアマスカウトや山口和男スカウトらが中心となり進めていく模様だ。

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