上武大・151キロ右腕の加藤泰靖投手が5回2安打3失点

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JX-ENEOSと対戦した上武大は、新2年生で最速151キロの速球を投げる加藤泰靖投手が先発した。

志学館時代に隠れた逸材として注目

加藤泰靖投手は182cm82kgの大型右腕投手。志学館高校では2年生の秋から投手に転向すると、3年春には141キロを記録するなど急成長を見せていたが、まだ隠れた逸材だった。

しかし、その成長度はすさまじく、上武大に進むと1年生で最速151キロを記録した。この日のJX-ENEOS戦では先発マウンドを託され、5回を投げて2安打3失点と、強豪社会人を相手に好投を見せた。今年は主戦として投げる可能性があり、大きく飛躍する年になるかもしれない。

また、9回には昨年まで浦和学院で投げていた下園咲也投手が登板すると、1回1安打無失点に抑えた。下園投手は高校2年夏の甲子園でベンチ入りをしたものの、甲子園のマウンドには立てなかった。171cmからキレのある球を投げる左腕で、この日は「八回裏に登板があるといわれ、20球ぐらいで作った。ヒットを打たれたけど、何とか終わった」と急な登板だったものの、結果を残した。

かなりの大所帯の野球部で、全国から非常に高い素質を持った選手が入る上武大野球部、昨年のドラフトでは、出身の宮川哲投手(東芝)が埼玉西武から1位指名を受け、2017年には島田海吏選手が阪神のドラフト4位で、石井将希投手が同じ年の育成ドラフト1位で指名されている。

しかし、入ってくる選手の素質を見ると、毎年、ドラフト上位で指名される選手が出てもおかしくない。今年は捕手の古川裕大選手がドラフト上位で指名される可能性があるが、加藤投手、1年生の進藤勇也捕手などが、どんどんと続いていってほしい。

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投手陣では先発して5回2安打3失点の右腕・加藤泰靖投手(新2年)、新人左腕で九回の“デビュー登板”を1回1安打無失点に抑えた下薗咲也投手が目を引いた。 

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