中日スポーツの特集「2026年ドラフトスター候補生」高校生編の第1回として、中京高校(岐阜)の最速145キロ右腕・鈴木悠悟投手(17=新3年)が紹介された。昨秋の東海大会で打ち込まれた悔しさをバネに、冬場の計画的な増量と鍛錬でスケールアップ。同校にとって7年ぶりとなる夏の甲子園出場と、幼き日からの夢である「プロ野球選手」という二つの目標を見据え、勝負のラストイヤーに挑む。
東海大会8失点の悔恨、「変わった姿を春に見せたい」
エースとしての責任と悔しさが、鈴木悠悟投手を成長させている。昨秋の東海大会1回戦、常葉大菊川(静岡)との試合では、120球を完投したものの、11安打を浴びて8失点、チームは6-8で敗れてセンバツへの道が絶たれた。
「自分が打たれてチームの勝ちにつなげられなかった(中日スポーツ)。」と反省を口にしたものの、すぐに前を向いた。「悔やんでも夏は来る。冬に変わった姿を春に見せたい(中日スポーツ)。」この敗戦をきっかけに野球ノートを書き始めるなど、野球への取り組み方をさらに深くした。
毎月1キロ増量で「73キロ」クリア
鈴木投手は、1年夏には遊撃手としてベンチ入りするなど身体能力と強い肩を持ち、投手としても最速145キロを投げるが、まだ線が細かった。そこで昨秋から「毎月1キロの増量」という明確なノルマを設定。10月から2月までの5ヶ月間で、目標としていた体重73キロをクリアした。冬の間も定期的にブルペンに入り変化球の精度を磨くなど、着実に実力を底上げしている。
中京高校が最後に甲子園へ出場したのは、ベスト4に進出した2019年夏まで遡る。鈴木投手が入学してからは、県大会で準優勝3度など、あと一歩のところで聖地を逃し続けてきた。
甲子園、そしてプロへ
甲子園出場に残されたチャンスは最後の夏のみ。「7年の歴史を切り開いて、チームを甲子園へ連れて行く。投げたら勝てるだろうと思ってもらえる本物のエースになる(中日スポーツ)。」と決意を述べた。
そしてその先に、小学生の時に意思を固めたプロ入りという目標がある。一回り大きくなった145キロ右腕が、どんな投球を見せるのかに注目したい。
鈴木悠悟 プロフィール
- 氏名: 鈴木 悠悟(すずき・ゆうご)
- 所属: 中京高校(新3年)
- 出身: 滋賀県彦根市(彦根市西中・湖東シニア/瀬田ボーイズ卒)
- ポジション: 投手
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: 177cm、73kg
- 主な特徴や実績: 最速145キロの直球と、遊撃手もこなす器用さ・身体能力を兼ね備える右腕。1年夏は遊撃手でベンチ入りし、2年春からエースナンバー。









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