北海道日本ハムの2軍と、北海道の大学・社会人選抜が交流戦を行い、北海道日本ハムが獲得を狙うJR北海道の清原雄貴投手が、先発して3回を2安打5奪三振で無失点に抑える好投を見せた。
目標はプロ
清原雄貴投手は最速144km/hの速球を投げる左腕投手で、東北高校、東北福祉大からJR北海道に進むと、2年目となった今年はエース格として、都市対抗2次予選は2試合に先発し本選出場を決める活躍を見せた。都市対抗本選では初戦のトヨタ自動車戦で4番手として登板し1回1/3をノーヒット2奪三振に抑えている。
清原和博氏とは親戚で、親戚が集まる席で投手についてのアドバイスなども受けていたという。速球とカーブのコンビネーションで打ち取る左腕には北海道日本ハムが獲得を狙っており、球団幹部も視察をしているという。
目標はプロと話す清原投手、「まだ、プロ相手に通用するとは思っていないが、低めのコーナーを突けば抑えられることは分かった」と話した。9月20日からの日本選手権予選で好投を見せ、プロ入りを果たしたい。
清原和博氏の親戚、JR北海道・清原雄貴投手を日本ハムが指名へ
その他の選手
北海道大学、社会人選抜では3番をうった国士大出身でJR北海道の丹澤賢選手が4打数3安打に1盗塁を記録し活躍を見せたほか、途中から1番を打った駒大2年時に打率2位となる.381を記録した中谷泰周選手が2打点を挙げる活躍を見せ、北海道日本ハム2軍を破った。
大学生では道都大4年で190cm85kgのスラッガー・石黒公貴選手が途中から5番を打ち2打数1安打を記録した。東農大北海道の井口和朋投手やJR北海道の西嶋亮太投手、吉岡慎平投手などは選ばれていない。
3回2死一、二塁。清原は、日本ハムの5番・大嶋匠捕手を空振りの三振に切って取ると、左拳を握りしめた。「納得のいかない球もあったけど、直球、スライダー、スクリューで攻めの投球ができた」。任せられた3イニングを2安打無失点。ピンチの場面では「自信のある」直球で5三振を奪った。
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