北海道日本ハムは6月4日に、都内のホテルで今年3回目のスカウト会議を開き、花巻東の佐々木麟太郎選手、東洋大の細野晴希投手、星槎道都大の滝田一希投手、広陵の真鍋慧選手などドラフト上位候補12人をリストアップした。
左投手
スカウト会議には稲葉GMも出席して行われ、会議後に取材に応じた大渕GM補佐兼スカウト部長は、滝田一希投手について「簡単に150を放れる左ピッチャーは、そうはいない」と話し、能力の高さを評価している事を明らかにした。
また全体では指名候補は前回スカウト会議の157人から203人に増え、北海道の関係者も前回の8人から10人に増えた。全体の印象として大渕氏は「大学生のピッチャーと高校生の野手あたりは、まとまりとしてあります」と大学生投手と高校生野手が豊富という感想を話した。
今日、開幕する大学野球選手権に稲葉GMなども視察をする予定で、「メインになる」と星槎道都大の試合に注目するとした。
北海道日本ハムはここまでのスカウト活動を見ると享栄の東松快征投手や国学院大の武内夏暉投手、大阪商業大の高太一投手、桐蔭横浜大の古謝樹投手など、左腕投手の視察が目立っており、左投手の獲得が補強ポイントとなっていそう。ただし、ドラフト1位は例年と同じように、ポジション関係なくその年のNO.1の選手を指名することになりそうで、佐々木麟太郎選手と細野晴希投手が候補となりそうだ。
また北海道関係者10人としては、滝田投手の他では、北海の熊谷陽輝投手、岡田彗斗投手、白樺学園の西村昴浩投手、東海大札幌の阿部堅心投手、札幌新陽高の細野龍之介投手、星槎道都大の伊東佳希投手、東農大北海道の石沢大和投手、東海大北海道キャンパスの登坂真大投手、ウイン北広島の早川太貴投手と、北海道出身の候補ではないかと思われる。
コメント