栗山監督、花巻東・大谷投手に思いを伝える

北海道日本ハムドラフトニュース スカウト会議 2012年ドラフトニュース

 北海道日本ハムは昨日のスカウト会議が終了後に栗山監督が会見し、「大谷君に申し訳ないけれども、指名をさせていただきます。」と話した。

 大谷投手は21日にメジャー挑戦を表明したものの、北海道日本ハムは大谷投手を高く評価しており、諦める事はできなかった。山田GMは1年生の頃から大谷投手を追い続け、どんな練習試合にも顔を出していた感じ。また栗山監督もキャスター時代から大谷投手を評価しいた。

 北海道日本ハムはダルビッシュ投手を育てた事もあり、またパリーグを制覇したチームの中に入る事で「大谷君にもプラスになる」と話し、北海道日本ハムで大きく成長してメジャーにチャレンジする道を説得していく。

 大谷投手は大きな決断をした。しかし、大谷投手にとってこれは悪い事ではなく、選択肢が一つ増えたという事。メジャー挑戦を表明してまでもドラフトで指名をした球団の話を聞き、もう一度判断する時期が来ることになる。その時、メジャーに挑戦でも北海道日本ハム入りでも、周りは何の文句も言う事は無い。

 個人的には日本のプロ野球を代表して、大谷投手に日本野球の魅力を説得してほしいと思っている。

 

  • 北海道日本ハムのドラフトページ!
  •  

     栗山監督「申し訳ない」、けど大谷指名 - ニッカンスポーツ・コム:2012/10/25

      ドラフトに向けた最終会議は2時間の予定を約1時間オーバーした。緊迫感十分で最終決定の正式表明を待つ報道陣に向かって「大谷君のことでしょうから」と、自ら切り出していった。日ごろは言葉選びには慎重な指揮官が、興奮からか少しフライング気味だが、揺るぎなかった。「大谷君には本当に申し訳ないけれど、指名をした。いや、(指名を)させていただきます」。結論を出した大谷を含めた花巻東関係者への最大限の敬意は忘れなかった。

     

     大谷へのいちずな気持ちは、球団と一緒だった。栗山監督はキャスターなどで活躍していた昨年3月の東日本大震災後に、初めて大谷を直接取材した時に受けた衝撃を明かした。「度肝を抜かれたよね。こんなボールを投げる高校生がいるんだって」。レンジャーズ・ダルビッシュらを輩出し、育成に定評がある球団の特長を力説して「大谷君にもプラスになる」と何度も訴え続けた。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント