京都国際高の清水陸哉選手が阪神の指名候補にリストアップされていることが分かった。
145キロ投げ、37本打つ
清水陸哉選手は186cm76kgの選手で、遠投110mの肩があり投手としても最速145キロの球を投げる。また走っては50m6.0秒の足があるアスリートだ。
そして最も注目されるのが打撃で、3年春の京都大会では2打席連続ホームランを放つなど、高校通算37本塁打を記録する。八幡商との練習試合では特大のホームランが外野フェンスを越え、スーパーの屋上看板に直撃し、「あんなところまで飛ばす選手は見たことがない」と学校関係者を驚かせたという。3年時はチーム事情で投手に専念していたが、「プロでは野手で勝負したい」と話す。
阪神は外野手に選手がそろってきたものの、清水選手は将来の大樹になりそうな選手としてリストアップされている模様。複数球団から調査書が届いているといい、ドラフト会議では指名がありそうだ。右の外野手として注目される。
高校生捕手もリストアップ
また阪神は球団関係者が高校生捕手について「リストに入っています」と話したという。秀岳館の九鬼隆平選手、日大三の坂倉将吾選手、帝京高・郡拓也選手、明徳義塾・古賀優大選手などがリストアップされているものとみられる。
阪神は鶴岡選手が引退し捕手は7人と枚数が減っている。またその7人の平均年齢は28歳と高く、昨年の坂本誠志郎選手に続く若い捕手を育てる。
最速145キロ、遠投110メートルの強肩、50メートル6秒ジャストの俊足で「プロでは野手で勝負したい」と意気込む。身長1メートル86、体重76キロとまだ細身だが、ガッツは底知れない。
高校生捕手にこちらも照準 スポーツニッポン紙面 2016/10/17
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