智弁学園、57本塁打スラッガー・岡本和真はホームラン狙わず3番に

智弁学園, 岡本和真

 センバツ出場校の甲子園練習が始まった。智弁学園は甲子園練習では打撃練習は行わず、全てを守備練習の時間に使う。その中で高校通算57本塁打の岡本和真選手は、疲労性腰痛もあり長打を狙ってフォームを崩す事から、3番に入りホームランを狙わない姿勢を示した。

監督が心配

 1年生から岡本選手に英才教育をして通算57本塁打を放つスラッガーに育てた小坂将商監督だが、岡本選手の今の状態について「腰がやばい状態。疲れがたまっている。」と話し、その状態でホームランを打とうとして「前かがみになって打球が上がらない」と話した。それに対して岡本選手は、「大きいのは狙わず、強い打球で間を抜く。今は全く本塁打は考えていません」と話している。

 岡本選手は今年に入り、3月8日の練習試合解禁移行で1本塁打を放っている。しかし昨年1年間で48本塁打を量産したペースからすると少なく、調子が良いとはいえなかったようだ。甲子園での1発はドラフトへ向けても大きな印象を与えるのだが、まずはチームバッティングでチームを勝たせることでアピールをしていく。しかしそれでもホームランは1本は出るのではないかと期待はするが。

 

4番は2年生

 その状態を踏まえて小坂監督は、岡本選手を3番に入れ、4番には2年生スラッガーの広岡大志選手を抜擢する。広岡選手は182cmの右のスラッガーで、打球に対応して左右に強い打球を打てる確実性の高い選手で、来年のドラフト候補の一人となる。岡本選手が勝負を避けられたとしても、広岡選手がいるおかげで相手にプレッシャーを与える事になりそうだ。

 青山大紀投手や小野耀平投手、中道勝士選手などをそろえて出場した2012年は、初戦は突破したものの2回戦で関東一の中村祐太投手の前に1点に抑えられ1-2で惜しくも敗れた。今年は岡本・広岡の主軸と、小柄ながら安定感の高い尾田恭平投手を中心に勝ちあがっていく。

 

  智弁学園は、伝統的に甲子園練習では打撃は行わない。岡本も三塁の位置でノックを受けた後、マウンドで5球の投球練習を行った。今年1月のセンバツ出場決定時にはバックスクリーン弾を宣言したが、この日は「大きいのは狙わず、野手の間を抜く打撃をする。守備でも1つのアウトをしっかり取りたい」と大型スラッガーらしからぬ控えめな発言に終始した。

 高校入学後から、岡本に英才教育を続ける小坂監督も「腰がやばい状態。疲れがたまっている。前かがみになって打球が上がらない」と弱気な発言を連発。師弟そろって最後までトーンは上がらなかった。

 高校通算57本塁打で今大会No・1スラッガーと評される智弁学園(奈良)の岡本が、疲労性の腰痛を発症したことが判明した。

 小坂将商監督が「疲れがたまっていて腰がよくない」と明かした。昨秋公式戦打率・632、4本塁打は出場選手中いずれもトップ。主砲のバットが勝敗に直結するだけに不安材料だ。「大きいのは狙わず、強い打球で間を抜く。今は全く本塁打は考えていません」と本塁打は狙わず、勝利だけを追求する構えだ。


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