東邦高校の藤嶋健人選手に2本の2ランホームランを浴び、2点に抑えられて敗れた秀岳館高校だが、センバツへの手ごたえも感じている。
敗けも経験に
この日は先発した堀江航平選手が5回を投げて2安打無失点と好投を見せる。そして6回からは2番手の中井投手が登板したがそこで藤嶋選手に2ランを浴び先制を許し。しかし8回には1アウト1塁の場面で4番の九鬼隆平選手が打席に入ると、しっかりとしたスイングで左中間の外野手の頭を超すタイムリー2ベースヒットを放ち、その後に相手バッテリーエラーで同点に追いついた。
8回には184cm右腕の有村大誠投手が藤嶋選手に2本目の2ランを浴びて敗れた。それでも4番九鬼選手の力のあるスイングや、3番に入った1年生・木本凌雅選手が4打数3安打を記録するなど9安打を記録し、大会屈指の藤嶋投手にも打線が通用する事がわかりセンバツへの手ごたえをつかんだ。
184cmの有村投手は大型投手だがフォームもややぎこちなく未完成な投手、先発した堀江投手も背番号4をつけ、やや野手投げのようなところもあるが、最速で143キロを記録する投手であり、角度のある球は今後楽しみな選手だと思う。
この敗戦を来年の春にどのように結びつけるのか、センバツにどんな答えが出るのか楽しみだ。
秀岳館惜敗、鍛治舎監督、全国初陣飾れず 西日本スポーツ紙面 2015/10/14
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