明石商・山崎伊織投手が2安打完封、進学濃厚も阪神4人態勢視察

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春季高校野球兵庫大会では、準々決勝で明石商と市川が対戦し、明石商の148キロ右腕・山崎伊織投手が9回2安打9奪三振で完封した。

監督も計算外の投球

山崎投手は先日の試合で最速148キロを記録し注目を集めた。センバツでは吉高壮投手が145キロを投げ、すべての試合を投げ切るエースの活躍を見せていた。山崎投手も140キロ中盤の速球を投げる投手として登板が期待されていたが、制球の課題もあり甲子園での登板はなかった。

今大会では吉高投手は登板せず、山崎投手を中心にここまで勝ち上がっている。そしてこの日の試合では9回を投げて無四球で2安打9奪三振で完封勝利を挙げた。これには狭間監督も「計算外でした」と話し驚きを見せた。山崎投手は「今は投げるのが楽しい、抑えるのが楽しいです」と話した。

阪神4人態勢で視察

この日は阪神が4人態勢で視察を行った。熊野スカウトは「ボールが指にかかるようになってきた。」と話し成長を確かめていた。

しかし山崎投手はすでに進学が濃厚となっているようで「進学濃厚と聞いているけど、夏までは継続してみていくことになる」と話した。

成長を遂げた148キロ右腕の進路にも注目が集まりそうだ。

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今秋ドラフト候補の明石商・山崎伊織投手(3年)が、市川打線を2安打に封じ無四球で完封。9三振を奪った148キロ右腕に、4人態勢で視察した阪神スカウト陣も夏まで継続して追う方針だ。

 
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