乙訓高校、元プロ・染田部長の指導で投手陣強化

高校野球ドラフトニュース 2018年ドラフトニュース

公立高校ながら昨年秋の近畿大会で智弁学園などを破り、ベスト4に進出してセンバツ出場を手にした乙訓高校、元プロの染田部長が投手陣を強化した。

体育系専門学科があるが

乙訓高校は京都府立の公立高校だが、体育系専門学科のスポーツ健康科学科がある。しかし、スポーツをやる選手が集まっているのではなく、栄養学や動作解析など専門的な技術を学ぶ学生が多く、普通科とは授業内容は違うものの時間は変わりないという。

野球部のレギュラーはスポーツ科学科と普通科が半々で、全員が京都出身、野球部の練習も平日は3時間で7時には下校する。それでも、野球の施設は恵まれており、両翼100mの内野が黒土、外野が天然芝のグラウンドがあり、室内練習場は6か所で打撃練習ができるほどの広さだという。

元プロが投手指導

この環境にプラスして、乙訓高校には元プロの投手が投手陣の指導にあたる。染田賢作部長は2004年に横浜ベイスターズに自由枠で入団した投手だったが、2008年には引退し、その後、打撃投手を経て2011年に同志社大大学院に入学、教員免許を取得して、保健体育の教師として乙訓高校に赴任した。

野球部では部長として投手陣の指導に当たる。180cmの大型左腕・富山大樹投手と、エースで最速142キロの川畑大地投手を育て、京都翔英や智弁学園を倒すなど、強豪校にも勝てる投手を育てた。

公立の星・乙訓高校のセンバツでの戦いに注目したい。

プロの経験を還元 デイリースポーツ紙面 2018/2/21

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント