巨人のドラフト3位ルーキー・高木勇人投手が月間MVP

高木勇人

 巨人のドラフト3位ルーキー・高木勇人投手が、3・4月の月間MVPを受賞した。4月までに4勝0敗、防御率1.50で1完封と、先発としてリーグトップクラスの成績を収めた。

新人最速

 ルーキーの年の3・4月の月間MVP獲得は、広島の小林幹英投手以来史上二人目の快挙となった。高木勇人投手は三重海星高校から三菱重工名古屋に進み、7年間苦労を重ねてプロ入り、そしてここまで5勝0敗の成績を残している。社会人7年間がプロで最初からの大活躍につながったいる感じだ。

 決してものすごい球速い球を投げるでもなく、コントロールが抜群に良いという事でもない。独特の変化球の曲がりやキレ、そして相手打者をしっかりと見て投げている部分というのは、素質ではなく経験によるものが大きい。

 社会人時代、都市対抗などでは高木投手の姿は頻繁に見ることができた。チームのエースとして社会人を代表する投手だった事は間違いない。ただしその舞台で圧巻のピッチングを見せるわけでもなかった。プロでいきなりこれだけ勝てる投手とは正直思っていなかった。

 そんな高木投手も昨年に150km/hを記録して、ようやく7年目にしてドラフト会議で名前が呼ばれる事となった。球速の後押しで複数球団が名前を挙げるようになり、その中で巨人が3位という順位で指名をした。それが無ければ、ベテランになっていた事もありプロ入りが無かったかもしれない。

 月間MVPおめでとうございます。現在5勝0敗、社会人出身の星の活躍により、今年のドラフト会議ではベテラン社会人に注目が集まるか。

2015年度-社会人投手のドラフト候補リスト

「助けてもらった勝利の積み重ねで賞をいただけた。凄い打者に必死に投げている結果」と振り返った。今月3日の阪神戦(東京ドーム)でも勝利し、巨人の新人では66年の堀内恒夫以来49年ぶり5人目となる開幕から無傷の5連勝と、その勢いは止まらない。


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