社会人選抜は大学選抜を7人の投手で6安打無失点に抑え、完封した。先発した富士重工・畠山太投手はほとんど120km台の球だったがカーブ、スライダーを駆使し大学選抜の3番多木裕史から三振を奪うと、東洋大・緒方、戸田、慶大・山崎錬などドラフト候補から5者連続三振を奪う好投を見せた。
4回からはオリックスが注目のセガサミー・大山暁史投手が登板、非常にキレのあるストレートで2回を1安打3奪三振とドラフト上位候補としての余裕を持ったピッチングだった。
9回にはNTT東日本の末永彰吾投手が登板、先頭打者にきわどいところを攻めたが四球を許したものの、続く3番・多木をストレートで、4番・山川をスライダーで三振を奪うと、最後は東洋大の緒方をストレートで見逃し三振に切って取った。
全体的に大学選抜の打者が迫力不足という印象だったが、セガサミー・大山投手の投球はプロでも通用する内容、腕が見づらいフォームから左バッターのインコースにストレートをズバリと投げた。139kmをマークしたがそれ以上のスピードを感じる球だった。
プロ注目セガサミー大山が好投/支援試合 - ニッカンスポーツ・コム:2012/03/11
プロが注目するセガサミーの左腕、大山暁史投手(23)が、3番手で登板し、2イニングを1安打、無失点に抑え込んだ。最速139キロながら、奪三振3。大山は「球のかかりは悪くなかった。大事な試合で、自分のやるべきことは果たせた」。スタンドからはスカウト陣が熱い視線を送ったが「意識はなかった。都市対抗もあるし、勝てる投手になりたい」と目標を挙げた。 ニュース元のニッカンスポーツ・コムのサイトもご覧ください
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