東京六大学を引き上げた二人の名将が去り、新たな黄金期へ

明治大・善波監督、慶応義塾大・大久保監督が退任をする。この二人の名将が同じ時期に優勝を競い合った東京六大学は、一つの黄金時代だったのかもしれない。

二人の名将

明治大の善波監督は2008年に監督に就任すると、その春に優勝を果たし、2012年と2015年には春秋を連覇するなど12年間で9度の東京六大学優勝を果たした。その手腕が評価され、侍ジャパン大学代表でも2015年と2017年に監督として指揮し、共にユニバーシアードで金メダルを獲得している。

そして今年の大学野球選手権で明治大38年ぶりとなる念願の日本一を達成し、名実ともに日本一の監督となった。

その東京六大学には、2015年から慶応義塾大学の監督に就任した大久保秀昭監督がいた。JX-ENEOSで3度の都市対抗優勝を達成した手腕で慶大を導き、2017年秋、2018年春と連覇、常に勝ち点4を挙げ、明治大と上位を争った。

しかし東京六大学は明治・慶応の2強時代ではなく、2015年は早稲田大が春秋連覇、2018年春は立教大、今年春は法政大が優勝をしている。二人の名将でレベルが上がった東京六大学は、新たな群雄割拠の時代となっていた。

そしてこの東京六大学を引っ張った2人の名将が同時にさることになる。大久保監督は古巣のJX-ENEOSの再建を託される。善波監督は自らが経営をしている倉庫会社を「自分の会社の仕事もきちっとしなければいけない時期に来ている」と話し、経営に専念をする。

早稲田大には小宮山監督が就任し、また慶応大にはJR東日本で次々とプロ野球選手を育てた堀井監督が就任する。東大も中日球団社長を務めた井出氏が監督に就任し、明治大は後任を人選中。東京六大学がさらに盛り上がり、黄金期となっていくことを願っている。

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