中日、近大・佐藤輝明選手に「プロに引けをとらない、1位クラス」

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中日の中田スカウトアドバイザーは、近畿大の内野手・佐藤輝明選手について、1位クラスと評価した。まだ開花前とみられる佐藤選手が、来年どんなタイミングで開花をしていくのか、非常に楽しみだ。

恵まれた身体と抜群の身体能力

中日の中田アマスカウトアドバイザーは、「素材がピカイチ。パワー、振りの強烈さはプロに入ってもヒケをとらない。サードと外野ができたら1位クラスでしょう」と近大・佐藤輝明選手を評価している。

佐藤選手は187cm92kgという恵まれた体格があり、しかも50mを6.0秒で走り、遠投も100mを超す強肩で、近畿大OBの糸井選手と比較される。特にフルスイングからの長打力は圧巻で、1年秋のリーグ戦で放った150m弾は語り草となっており、3年間でリーグ戦11本塁打を記録、明治神宮大会でもホームランを放っており、1年時からプロのスカウトが注目をしている。

そして来年、佐藤選手は最終学年を迎え、ドラフト候補として本格的に注目されることになる。今年は春の後半から右ひじ痛に悩まされ、大学代表合宿では思うようなプレーが見せられなかった。そして秋は「フライボール打法などいろいろ試したがうまくいかず」と、打撃フォームを試行錯誤したものの、それによって打率.188に低迷をしてしまった。

この日は今年最後の練習試合行ったが、2打席目に痛烈なピッチャーライナー、そして3打席目に流し打ちでレフト前ヒットを放った。「広角に打てるのは、この先を考えてもいいことだと思う」と話すが、豪快にさく越えで締めたかったという思いはあるかもしれない。長打力も期待できるし、足などを生かしたプレーも期待できる。また中日スカウトが望むように、強打のサードとしても期待できるし、足と肩を生かして外野手としても期待できる。要するにまだ佐藤選手がどんなタイプの選手になっていくのかが見極めがつかないほど、高いポテンシャルを秘めている。

来年について佐藤選手は「1位でプロに行けるようになる」と話し、「今まで以上の成績を残して、チームに貢献する。ドラフト1位はプロに行きたい選手全員が目指していると思う」と、ドラフト1位でプロ入りを目指す。

これまでもこれだけ成績を残しているものの、まだ持っている素質を十分見せているとは思えない。まだ開花前だと思う。来年のどのタイミングで佐藤選手の花が咲き、その時、どんな選手となるのか。その時が非常に楽しみだ。

2020年度-大学生のドラフト候補リスト

来年のドラフト1位候補の近大・佐藤輝明三塁手(3年)が21日、年内最後の実戦・紅白戦(生駒市・近大グラウンド)を会心ヒット締め(3打数1安打)。1年後へ向けて“糸井(阪神)2世”は「1位でプロに行けるようになる」と誓った。

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