関東地区大学野球選手権(横浜市長杯)が開幕し、中央学院大がエース清水一眞投手の好投で、新潟医療福祉大に6−2で勝利した。
大学野球選手権でも好投
清水一眞投手は最速150キロの速球を投げ、その球にキレもあり、変化球なども使える先発完投型のピッチャー。大学野球選手権でも大商大に敗れたものの、8回を投げて7安打6奪三振1失点に抑える好投を見せていた。
この日の新潟医療福祉大戦で先発すると、初回に自己最速タイの150キロを記録した。「公式戦では初めてだったのでうれしいですね」と話す。その後も持ち前のキレの良い球を使った投球で9回を投げきり、7安打6奪三振2失点に抑えた。菅原監督が「最初飛ばしたから後半どうなのかなと思った」と話した入りだったが、しっかりと完投してエースの姿を見せた。
中央学院大はまだ新型コロナの影響が残る2021年に、明治神宮大会で優勝をし、清水投手など4年生が経験している。しかし、それ以降は大会出場から遠ざかっており、清水投手は「神宮に出たのが自分たちの代で最後。後輩たちにも神宮の景色を見せたい」と話し、大会出場を誓った。
個人的には今年の大学生投手でトップクラスの投手だと評価する。プロ志望届を提出しなかったが、今後の投球にも注目し続けたい。
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