巨人が大阪産業大の捕手・小出望那選手を評価している事がわかった。
二塁送球1秒87
巨人は大阪産業大の小出望那捕手について担当の岸スカウトが「打力があって、送球の質もレベルが高い」と評価している。
小出捕手は二塁送球1秒87の強肩捕手として注目され、2年時には12月の侍ジャパン大学代表候補強化合宿に参加すると、昨年6月の選考合宿にも参加し、最終メンバーには選ばれなかったが代表候補の常連となっている。
しかし合宿では、同学年の明治大・小島大河捕手や、代表入りした4年の印出太一捕手などとパワーの差を感じたといい、「ウェートをしているのか聞き回った」と筋力アップの仕方について聞いたという。
ドラフト会議について「目標は3位以内」と設定し、ドラフト会議での上位での指名を目指す小出捕手、合宿で見た感じは肩の強さでアピールができており、代表に選ばれた他の捕手に引けを取っておらず、バランスの良さも見られたし、打撃も2年時12月の合宿の紅白戦では7打数ノーヒット3三振だったもののスイングも強く触れていた。
打球の強さが更に増してくれば、打力のある捕手として大学トップと評価される明治大の小島大河選手と同じくらいの評価となりそうな雰囲気もある。今年のドラフト会議の注目捕手となることは間違いない。
昨年11月の大学代表候補強化合宿には呼ばれず、悔しい思いをしていると思う。6月の合宿でアピールするために、春之リーグ戦では必ず結果を残したい。
また巨人は、昨年も捕手の獲得を検討していたが、ドラフト会議では富士大の坂本達也捕手を育成ドラフト1位で指名しただけで、FAで福岡ソフトバンクの甲斐拓也捕手を獲得した。
1軍の捕手陣は安定するが次世代の捕手の育成も必要で、小島捕手や小出捕手などの指名の可能性は十分にあると予想される。こちらも注目したい。
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