東京六大学野球春季リーグでは、昨秋王者の明治大(明大)が首位慶応大を追いかける展開になっているが、主将・福原聖矢捕手(4年=東海大菅生)が、身長167センチと小柄ながら、開幕から安打を量産し、第4週終了時点で打率.367(30打数11安打)をマークしている。U12、U15日本代表として日の丸を背負った「天才」を巨人のスカウトが評価している。
打率.367、開幕から続く「安打製造機」としての安定感
福原聖矢選手は、開幕戦の東大戦でいきなり3安打1打点の猛打賞を記録すると、その後も快音は止まらず、4月26日の慶大戦では、適時二塁打を含む2安打4打点の大暴れを見せ、開幕から4試合連続安打を記録。30打数11安打、7打点、さらには1盗塁と、縦横無尽に活躍を見せている。
強みは、木製バットを完璧に操る高いミート力にある。150キロを超える直球にも振り遅れることなく、広角に鋭いライナーを飛ばす事ができ、ここまでリーグ2位の打率をキープしている安定感は、ネット裏で見守った各球団のスカウトも評価をしている。
二塁送球1.7秒の驚速、巨人スカウトが認めた「機敏な動ける捕手」
打撃の華やかさに加え、守備面での評価も既にプロの即戦力レベルに達している。特に二塁送球タイムは1.7秒台を記録しており、捕球からスローイングへのコンパクトで無駄のない動作は非常に大きな武器となる。巨人・木佐貫スカウトは、福原選手のポテンシャルを次のように高く評価した。
巨人・木佐貫洋スカウト:「走攻守でレベルが高い。機敏な動けるキャッチャー。去年の優勝の経験をしていて経験値も高い。」
50メートル走6秒2の足もあり、最近の捕手のトレンドとなっている「走れる」選手だ。内野手としても評価されていた選手で、将来的に打撃を活かしてのポジションチェンジの可能性も考えられる。
U12から「日本代表」、明治の頭脳
その福原選手は、常に世代の先頭を走ってきた。沖縄県八重瀬町出身。小学6年時に侍ジャパンU12代表としてアジア選手権優勝。中学時代も侍ジャパンU15代表に選出された。東海大菅生高では2年時に春夏連続甲子園出場を果たし、昨年は名門・明治大で、ドラフト1位指名捕手・小島大河選手をDHにしてマスクをつける事もあった。
今年は青山学院大の渡部海選手、亜細亜大の前嶋藍選手という、注目の捕手が揃う中で、福原選手も捕手BIG3の中に入ってくるかもしれない。
【福原 聖矢】 プロフィール
- 氏名: 福原聖矢(ふくはら・せいや)
- 所属: 明治大学(4年・主将)
- 出身: 沖縄県(世名城ジャイアンツ-安仁屋ヤングスピリッツ-東海大菅生高卒)
- ポジション: 捕手
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: 167cm、74kg
- 主な特徴や実績: 走攻守三拍子揃った「動ける捕手」。二塁送球タイム1.7秒、50m走6.2秒。U-12、U-15日本代表を歴任。2026年春季リーグ第4週終了時点で打率.367(リーグ2位)。高いコンタクト能力と冷静なリードが武器。巨人などNPB球団が熱視線を送る2026年ドラフト候補。








コメント