U18ワールドカップ、ブラジル代表・マシエル選手が活躍、アメリカ代表・バーグナー投手は6回9奪三振

 日本で開催されているU18ワールドカップ、各国の代表にも将来はそれぞれのプロ野球リーグやMLBなどで活躍しそうな選手がいる。

注目選手

 日本と対戦したブラジルの1番センター、ガブリエル・マシエル選手は、初回はの先頭打者ではアウトになったものの抜群の足の速さを見せると、その裏の守備ではセンターの定位置への飛球で助走をつけずに捕球してバックホーム、捕手にワンバウンドで届いて勝俣翔貴選手を刺した。

 また2回にはセンター左の打球をジャンピングキャッチ、捕球の姿勢や打撃などで課題があるものの、きちっと教えられれば素晴らしい選手になりそうだ。中日の中田スカウト部長は「いい身体能力をしている。左打者の切れていく打球に反応がものすごくよい。肩もいい。」と評価した。

 このマシエル選手はシアトル・マリナーズとマイナー契約をすでに済ませているという。いつかメジャーの舞台でプレーをしているかもしれない。

 またアメリカ代表はこの日、来年のMLBドラフト1位候補の155km/h右腕・バーグナー投手がチェコ戦に先発、6回を投げて4安打1失点と乱調だったが9奪三振、最速は146km/hを記録した。こちらはMLBでの活躍がすでに期待されている選手、今日の日本戦では登板しないが、決勝で顔を合わせる相手かもしれない。

 また韓国代表は代表20人のうち19人が、すでに行われた韓国プロ野球のドラフト会議で指名された選手だという。ほかにもこの日、台湾代表に6-2で勝利したカナダ代表など手ごわそうだ。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
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