プロ野球のイースタン・リーグで1年間戦ったオイシックス新潟から、NBPドラフト会議で指名が注目される選手がいる。
イースタン首位打者も
目黒宏也投手にはセパ4球団から調査書が届いているという。今年はじめは球速が144キロだったが、3月に小指を骨折したことでなげられない間に肉体強化を行った所、9月に球速が150キロを記録したという。
また、ストレートの回転数は2600回転とNPBでもトップクラスで、スライダーは3000回転を越え、メジャーでもあまりいない数字として本人も驚いているという。
大学卒1年目でイースタン・リーグでは4勝7敗、防御率5.75だった。しかし調査書が4球団から届き、「正直、こんなに評価されるとは思っていなかった」と話す。「行けるとは思っていなかった」と話すプロ野球の世界、その扉は近い。
またチームでは知念大成選手がイースタンリーグの首位打者を獲得した。ウエスタンを含めての最多の129安打を記録し、打率.323だった。
遠投118mの強肩で投手としても151キロを記録し、50m5.8秒の俊足もある。この能力で二刀流を続けていたが、沖縄電力の3年目となる2021年から野手に専念したが、5年目の昨年までドラフト会議で名前が呼ばれることは無く、オイシックスに入団して結果を残した。「気持ちはいつもと変わらない。指名されてもされなくても、来年は今年以上のものを見せられるようにやるだけ」と話し、静かにドラフト会議の指名を待つ。
またチームではアンダーハンドの24歳の投手・下川隼佑選手も102奪三振でファーム両リーグトップの数字を残し、「去年以上に見てもらえたなという感じはある」と話す。また、サイドハンドの上村知輝投手も148キロの球とスライダーが抜群で、「自分の武器がしっかり投げられれば、NPBでも通用すると感じた」と話す。
ドラフト会議での指名が注目される。
県勢運命のトキ ー スポーツニッポン新潟版
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