北海道日本ハムがスカウト会議、ドラフト1位候補は15人も早大・有原航平投手有力か

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 北海道日本ハムはCSで戦っている福岡市内のホテルにスカウトが集まり、栗山監督も参加してスカウト会議を開催した。他球団の動向等を確認し、またドラフト1位候補を15人とした。

ドラフト1位候補は15人だが

 ドラフト1位候補については、早大・有原航平投手、済美・安楽智大投手など「15人に絞った」と話した。しかし、正直言ってこの時期でそれは「絞った事になってない」という感じ。

 しかし、日刊スポーツは夏前より「早大・有原航平投手の1位指名」を報道しており、情報を掴んでいるのではないかとみられる。広島が有原投手の1位指名を表明し、また阪神も土曜日に登板するであろう有原投手の投球を中村GMが視察し、これまで通りのピッチングができていたら、そのまま1位指名確定でもしかすると「公表」する可能性もある。

 他球団の動向を確認したようだが、北海道日本ハムは2011年に菅野智之投手を、2012年に大谷翔平投手を指名しており、他球団の動向や選手周囲の状況で左右されるような戦略は獲らず、「その年のNO1を指名する」方針は揺るがないとみられる。

 

2時間30分の会議

 ナイターで行われたCSの試合の前に栗山監督も参加しての会議だったが、約2時間30分という長い会議となった。かなりの人数の選手の映像をチェックしたり、指名のシミュレーション等を行ったとみられる。

 ただし、最終指名候補としては75人程度をリストに残しているようで、ドラフト直前に最終的な絞り込みをするとみられる。全体では6~8人の指名を予定しているという。

 

北海道日本ハムの戦略

 北海道日本ハムは昨年のドラフト会議で即戦力投手の獲得を狙い、松井裕樹投手を1位指名し、柿田裕太投手、岩貞祐太投手と指名をしたものの抽選で外した。1位は高校生内野手の渡辺諒選手を指名し、即戦力投手は2位で浦野博司投手を獲得している。

 昨年は2位では最初の指名だったため、1位クラスと評価されていた即戦力の浦野投手を獲得できたが、今年は2位で1位クラスの即戦力が残っている可能性は低いとみられる。何としても1位で即戦力投手の獲得を目指したい。

 またリリーフを担う宮西投手など、リリーフの強化も課題の一つとなっている。昨年に金平将至投手や白村明弘投手を獲得しているが、今年も新日鐵住金鹿島の石崎剛投手などリリーフ候補を2位に持ってくるのではないかと思う。他にも即戦力の遊撃手なども候補となりそうだ。

 日本ハムは16日、福岡市内でスカウト会議を開き有原航平投手(早大)、安楽智大投手(愛媛・済美高)ら1位候補を15人に絞った。全体では6-8人程度の指名を予定している。

競合覚悟、有原一本化 日刊スポーツ紙面 2014/10/17

 

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