【大学野球】専修大が開幕8連勝で7季ぶり2部優勝、元広島・町田公二郎監督が導く

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東都大学野球2部春季リーグは14日、UDトラックス上尾スタジアムで第4週の3回戦が行われ、首位を独走する専修大(専大)が拓殖大を8-3で下した。対戦成績を2勝0敗として勝ち点を「4」に伸ばし、最終週を残して2022年秋以来、7季ぶり24度目の2部優勝が決定。今年2月に就任した同校OBで元広島の町田公二郎監督(56)が、就任1年目でのリーグ優勝を、無傷の開幕8連勝という圧倒的な強さで成し遂げた。6月23日に開幕する運命の入れ替え戦(神宮)に挑戦する。

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町田イズムの浸透、「心の成長なくして技術の成長なし」が変えた名門の規律

専大の快進撃を支えたのは、かつて広島東洋カープで「代打の切り札」として鳴らした町田公二郎監督の徹底した意識改革だった。指揮官がチームに求めたのは、技術以前の「人間性」と「規律」だ。野球を離れた日常生活、グラウンド以外での振る舞い。当たり前のことを当たり前にこなす強さを、短期間でナインに植え付けた。「心の成長なくして技術の成長なし。グラウンド以外の部分をしっかりしようと。当たり前のことが当たり前にできなかった。そういうものがしっかりできれば、いい方向に向かうのが学生野球。」と話す。

今季、チームは全く隙を見せずに開幕から8連勝で優勝を手にした。これまで、全国の高校から有力な選手を集めてもなかなか2部での優勝にたどり着くことができなかったが、意識改革によりそれを短期間で成し遂げた。「1部に帰ってグラウンドでプレーできる挑戦権を得た。しっかりと勝ちきって、今年は何とか入れ替え戦で(昇格を)かなえたい。」と既に視線は1部2部入れ替え戦に向かっている。

監督に呼応した選手たち

チームを牽引する主将の工藤翔斗捕手(4年=大阪桐蔭)も、名門・大阪桐蔭の出身だが、これまでのチームに物足りなさを感じていた。「自分たちの中で甘さがすごくあった(スポーツ報知)」と話す。主将として、そして正捕手として、ナインに厳しい姿勢を求め続けてきた。「優勝できてホッとしている。でも、入れ替え戦で負けたら優勝した意味はない。そういうところ(生活面など)をしっかりしないと、今までと一緒になってしまう。」

優勝を決めたこの試合、打線の中心で輝きを放ったのは、首位打者を狙う吉水真斗内野手(4年=木更津総合)だ。「4番・一塁」で出場すると、4打数2安打2打点の活躍で、これで今季の打率は驚異の5割を維持し、リーグ首位を走る。また投手も健大高崎出身の多田結祐投手が防御率0.56でリーグ1位、2年生の梅澤翔大投手も力投を見せ、共に2勝0敗と安定した投球を見せている。

1部6位となって入れ替え戦を戦うチームにとって、非常に手強い相手となることは間違いない。

【町田 公二郎】 プロフィール

  • 役職: 専修大学野球部 監督
  • 経歴: 高知・明徳義塾高-専修大卒。1991年ドラフト1位で広島東洋カープ入団。通算打率.251、85本塁打。阪神を経て2006年引退。2026年2月、母校の監督に就任し、就任1季目で2部リーグ優勝。

【工藤 翔斗】 プロフィール

  • 氏名: 工藤翔斗(くどう・しょうと)
  • 所属: 専修大学(4年・主将)
  • 出身: 奈良県(大阪桐蔭高卒)
  • ポジション: 捕手
  • 投打: 右投右打
  • 主な特徴や実績: 大阪桐蔭高時代に甲子園出場。高いキャプテンシーと、町田監督の指導による精神面の成長が武器。2026年春季2部リーグ優勝の立役者。1部昇格を至上命題に掲げる、2026年ドラフト候補。

【吉水 真斗】 プロフィール

  • 氏名: 吉水真斗(よしみず・まなと)
  • 所属: 専修大学(4年)
  • 出身: 千葉県(木更津総合高卒)
  • 投打: 右投左打
  • 主な特徴や実績: 2026年春季リーグにて打率5割(第4週終了時点)をマークする、2部屈指のスラッガー。木更津総合高時代から勝負強い打撃で注目された。高いミート力とパンチ力を併せ持つ、今秋のドラフト注目候補。
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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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