昨年のドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスが1位指名をした、米・スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(21)に、4月上旬、ソフトバンクの城島健司チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)が、視察のため同大学を訪問した事がわかった。NCAA(全米大学体育協会)ディビジョン1のレベルの高い環境で、ホームランを連発するなどの活躍で、契約交渉の期限となる7月を前に、MLBのドラフト会議での指名が注目される。
1分も話していない
福岡ソフトバンクの城島CBOは、ドラフト1位で指名した佐々木麟太郎選手に対し、昨年11月のドラフト指名後にあいさつを行い、獲得に向けた強い思いを伝えた。そして4月上旬に訪米すると、「あいさつ程度ですよ。1分も話してないぐらい(スポーツニッポン)」と今回は本人との接触は少なかったものの、佐々木選手のプレーを3試合を視察したという。「彼がプレーしているのを生で始めて見た。目的は打つ打たないではなく、グラウンドでの接し方、相手投手が同評価しているかとか。どんな人間なんだろう。これに引かれる理由はなんだろうとかは、iPadじゃ見られない部分。それを見に行ったことでよくわかりました。(スポーツニッポン)」と話した。
視察した3試合で「ハードヒットは1本だけ。」だったという。それでも「期待している所はそこじゃない」と話し、「40、45歳まで何年もチームの核として引っ張ってくれる。チームの核になる選手って何人も現れない。僕らはそう踏んでいます。(スポーツニッポン)」と、中心選手になることを確信したという。
「打てば打つほど遠くなる」
その佐々木選手は4月19日のマイアミ大戦で、2試合連続となる12号ホームランを放つなど、ホームランを量産している。当然、7月に行われるMLBのドラフト会議の指名候補であり、活躍によってドラフト指名の順番が高くなってくる。
城島CBOは「打てば打つほど遠くなる。不思議ではありますけどね(スポーツニッポン)」と話し、活躍すればするほど、MLB球団の評価が高まり、ドラフト会議での指名の可能性、そしてその順位が高くなってくる。それにより、福岡ソフトバンク入りの可能性が遠くなってくると話した。
4月18日に21歳の誕生日を迎えた佐々木選手、5月にはNCAA1部リーグが終了し、6月に全米大学野球チャンピオンシップとカレッジ・ワールドシリーズが行われ、チームの全日程が終了した時点で、福岡ソフトバンクとの交渉が解禁となる予定だ。そして7月中旬にはMLBのドラフト会議が行われ、その後、指名したMLB球団と交渉し、そして7月31日までとなっている福岡ソフトバンクとの契約期限となる。
佐々木選手が日本のプロ野球でプレーする事を期待したい。
【佐々木 麟太郎】 プロフィール
- 氏名: 佐々木麟太郎(ささき・りんたろう)
- 所属: スタンフォード大学(2025年ソフトバンク・ドラフト1位)
- 出身: 岩手県(花巻東高卒)
- ポジション: 内野手(一塁手)
- 投打: 右投左打
- 身長・体重: 184cm、113kg(渡米時、現在は絞り込み中)
- 主な特徴や実績: 高校通算140本塁打の史上最多記録保持者。米スタンフォード大へ進学し、NCAAディビジョン1でプレー。父は花巻東高監督の佐々木洋氏。







コメント