【大学野球】法政の新怪物・井上和輝選手が2戦連発の通算6号で立大圧倒の8打点、高橋由伸氏の記録に挑む

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東京六大学野球春季リーグは神宮球場で第2週の2回戦が行われ、法政大(法大)が立教大(立大)を11-4で下した。主役は既に2028年のドラフト目玉候補として熱視線を浴びる2年生スラッガー・井上和輝捕手(2年=駿台甲府)だ。「5番・DH」でスタメン出場すると、8回に右中間席へ突き刺さる2試合連続の2ラン本塁打を放つなど、2安打3打点の大暴れ。このカード2試合で計8打点と驚異的な勝負強さを見せた若き大砲が、神宮の歴史を塗り替えるかもしれない。

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衝撃の2戦連発、内角攻めを打ち砕いた「初の右翼方向弾」

井上和輝選手は9-2と大きくリードして迎えた8回1死一塁の第5打席、前の打席で空振り三振を喫していた内角高めの直球を最短距離で振り抜くと、打球は弾丸ライナーで右中間スタンドへと飛び込んだ。これが今春2発目、リーグ戦通算6号となる2ラン。井上和輝選手は「ずっとインコースを攻められていてそこに三振していたので、高めの真っすぐを打てて良かった。どっち(左翼にも右翼)にも打てるというところを証明できたかなと思っています。」と笑みを浮かべた。

昨秋に放った4本の本塁打はすべて中堅から逆方向(左翼)。しかし、この日は腰を回転させ、力強く引っ張ってみせた。大島公一監督(58)も「バックスクリーンにも打っているし、広角に飛ぶのが特長。地道な努力をしている。取り組み方が非常に良い」と惜しみない賛辞を送る。中日ドラゴンズの井上一樹監督と同じ読みの「いのうえ・かずき」という名前も注目される。

元プロ・大島公一監督からの金言。打席での「待ち方」の進化

オリックスなどで通算1088安打を放った巧打者、大島監督が、徹底的な指導をしている。昨秋、打球速度184キロという驚異的な数値を叩き出しながらも、さらなる確実性を求めて井上選手「待ち方や狙い球のアドバイスを聞きに行くことは多いです。大島監督には、打席での待ち方などを教わっている。今日は内に来ていたので狙っていきました。」と語り、配球を読み切る「野球IQ」の向上を実感している。

この2試合はDHとして出場しながら、終盤にはマスクを被って守備にも就いた。「これからロースコアのゲームになってきた時に勝ちきるためには、後半のピッチャーはゼロで抑えないといけないと思うので、そこはもっとこだわってやっていきたい(スポーツニッポン)。」と話し、昨年の明大・小島大河選手(現西武)のように「打てる捕手」を目指す。

三冠王への野望。高橋由伸の連盟記録「23本」を射程に

立大との2試合で10打数5安打8打点。驚異的なペースで数字を積み上げる井上選手に対し、周囲の期待は記録の塗り替えへと向けられている。現在のペースで本塁打を量産し続ければ、慶大・高橋由伸(元巨人)が持つリーグ最多記録の23本塁打の更新も決して夢ではない。井上和輝選手は「今年は長打だけでなく率も残していきたい(スポーツニッポン)」と語り、究極の目標に「三冠王」を掲げた。

それでも「まず優勝です。」と話し、2020年春以来遠ざかっている賜杯奪還を目指す。泥臭い走塁で1点をもぎ取る野球と、井上選手の長打力で法政大が神宮の杜で力強い野球を見せる。

【井上 和輝】 プロフィール

  • 氏名: 井上和輝(いのうえ・かずき)
  • 所属: 法政大学(2年)
  • 出身: 山梨県(甲府市立南中-駿台甲府高卒)
  • ポジション: 捕手
  • 投打: 右投左打
  • 身長・体重: 181cm、93kg
  • 主な特徴や実績: 1年秋にリーグ1位タイの4本塁打を放ちベストナイン。打球速度184キロを記録した超高校級ならぬ超大学級スラッガー。2026年春季リーグ開幕2試合連続本塁打。捕手としても高い適性を持ち、大島公一監督の指導で広角打法を確立。2028年ドラフト最注目候補。
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法大の大砲に成長しつつある井上和輝(2年=駿台甲府)が前日に続き2試合連続の本塁打を放った。8回の1死一塁から右中間スタンドへ豪快な2ラン。通算6号となった。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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