盛岡大付・望月直也選手、花巻東・岸里亮佑選手、一関学院・白鳥翔投手などプロ注目の逸材、岩手県大会

高校野球ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 高校野球岩手県大会の組合せ抽選が行われた。

 盛岡大付は昨年春から夏、秋、今春と4期連続で岩手県を制覇している。センバツ大会の安田学園戦でプロ注目遊撃手の望月直也選手がホームランを放ち、その後も練習試合で15本塁打を記録し通算35本となっている。またセンバツの敦賀気比戦で2番手で登板し4回2/3を1安打無失点に抑えた2年生・松本裕樹投手もセンバツ以降に球速を伸ばしているらしい。投打にプロ注目選手が揃い隙が無い。

 花巻東は1年時に活躍をみせ大谷翔平選手の後継者としてプロが注目している岸里亮佑選手がいる。岸里選手はリリーフとして登板し145km/hを記録、打っても高校通算30本を超え、何より中学時代に100m11秒7を記録している俊足と、まさに瞬発力が魅力の選手だ。春季大会は初戦敗退した花巻東、最後の夏を迎える岸里選手のフル回転が必要だろう。

 一関学院で1年時から注目されていた白鳥翔投手も最後の夏を迎える。186cmの大型右腕、球速は143km/hを投げるが伸び悩んでおり、春は背筋を痛めてフォームのバランスを崩しベンチ外となった。素質十分の選手だけに、復活に期待したい。

 多くのドラフト候補を輩出する岩手県、昨年同様にプロのスカウトが何度も足を運ぶ事になりそうだ。

 岩手を勝ち抜くカギは、この男が握っている。花巻東の背番号1を大谷(日本ハム)から受け継ぐエース岸里は、先輩顔負けの「三刀流選手」だ。「足と肩には自信があります。でも、どちらかというと投手の方が好きです。夏に向け全部に力を入れてやっていきたい」と力を込めた。

 投げては最速145キロ、打っては高校通算30本塁打を超える。さらに、走っても50メートル5秒9の俊足。長内中では100メートルを11秒7で走り、陸上大会に駆り出され東北大会に出場したこともある。

 09年に甲子園で快投を続ける菊池(西武)の姿を目にし、同校への進学を決めた。入学直後は1学年上の大谷と寮で同部屋だった。「翔平さんはいい先輩で、お世話になりました。アドバイスをくれたり、学ばせていただきました」。昨春センバツではベンチ入りも、右太腿を痛めていた影響で出場はなかった。新チームから3番に座り、投打で大黒柱の役割をこなす。「仲間と頑張って食べました」と、冬は1日5~7杯のどんぶり飯を平らげ、体重は9キロ増えて74キロになった。

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