日大東北の147km/h右腕・大和田啓亮投手が甲子園出場目指す

大和田啓亮, 日大東北

 来年のセンバツ甲子園大会の出場を目指す秋季高校野球東北大会が11日から始まる。

 注目は日大東北の大和田啓亮投手で、179cmから147km/hの速球を投げ、福島大会では県内95連勝中だった聖光学院を破った。現在は投球の幅を広げるためにチェンジアップの習得を目指しているといい、さらに進化した大和田投手が見られるかもしれない。

 来年のセンバツ大会では、済美高校の安楽智大投手、前橋育英の高橋光成投手、大和広陵の立田将太投手などが県大会で敗退し出場は絶望となっている。その中で大和田投手が出場すれば注目の速球派投手となり、プロのスカウトの注目もより集まることになる。

 すでにプロのスカウトが注目している大和田投手だが、来年のドラフト会議に向けて重要な戦いが始まる。

 福島の頂点から次に狙うは東北の頂点だ。開幕を直前に控え、大和田の気持ちも高ぶってきた。

 「満足できる投球ができれば勝てると信じている。捕手を目がけて思い切り投げたい」

 県大会は全4試合を1人で投げ抜き、優勝に貢献。準決勝では、今夏の福島大会決勝でサヨナラ負けした聖光の連勝記録を、95で止める快投を見せた。疲労を考慮し、県大会後は肩を休めてから投げ込みを開始。それに合わせ、新たな変化球としてチェンジアップの習得に挑戦した。

 これまでも試してはいたが、納得のいかない球種だった。今回は捕手の助言を受けるなど徹底研究。「(球を)前で離せるようになって安定してきた」と手応えをつかんだ。左打者の外角に逃げる決め球に使うだけでなく、緩急をつけることで最大の武器の直球も生きてくる。投球の幅が確実に広がった。

 中略 

 今夏147キロを記録するなど伸びしろ十分の本格派には、既にプロのスカウト陣も注目。目標のセンバツ出場へ力投を続け、存在をさらにアピールする。


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