日本文理・飯塚悟史投手、「投手で勝負したい」と次のステージへ

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 高校野球選手権大会準決勝、三重vs日本文理は5-0で三重が勝利した。敗れたエースの飯塚悟史選手は5試合55回650球を一人で投げ抜いた。将来について「投手で勝負したい」と話した。

最後の打者に

 この日は8回を投げて10安打を浴び5失点、5試合44回をすべて一人で投げてきた飯塚悟史投手の650球目は、141km/h速球で空振り三振に斬って取った。大井監督からは「最後に意地を見せたね。その気持ちを忘れるな」と声をかけられ涙を流した。

 日本文理高校入学時から注目され、その秋には背番号1を背負い3番を打っていた。2年生秋の明治神宮大会では決勝で2本のホームランを放ち打者としてプロから注目されるも、投手としての自分の意思を貫きセンバツでは5番を打ったが、この夏は9番に入り投手に専念した。

 187cmの身長から146km/hを記録する。体格もあり150km/hを記録してプロのスカウトの目をさらってもおかしくない投手だが、甲子園での投球内容は球速は抑えて打たせて取るピッチングを見せた。勝利のために投げなかったのか、これが3年間で到達したピッチングなのかは分からないが、答えは甲子園でベスト4まで勝ち上がり、最後に奪った三振の中にありそうだ。

 

上の世界へ

 飯塚投手は打撃では明治神宮大会の決勝での2本塁打や、今年6月に前橋育英・高橋光成投手からもホームランを放つなど評価されているが、「投手で勝負したい」と投手として成長していくことを宣言した。

 そして「まだどことは言えませんが、上の世界でしっかりやりたい」と話した。上の世界がプロなのか大学なのかはわからないが、スポーツニッポンではプロ志望届けを提出する見込みと書いている。

 投手として野手として、また投手としても抑え気味の投球を続けた事で、プロのスカウトが驚くような評価はしていない。しかし、しっかりとした体幹があり強い精神力もある。ドラフト会議では中位での指名があるのではないかと思う。

 全5試合で完投。44回、650球を一人で投げ抜いたが、体は悲鳴を上げていた。10安打5失点に「低めで打たせていこうと思ったが、見極められた。向こうが上だった」と振り返る。8回2死二塁、最後の打者から141キロ直球で空振り三振を奪った。試合後、大井道夫監督から「最後に意地を見せたね。その気持ちを忘れるな」と声を掛けられ、再び号泣した。

 1年秋から背番号1を背負い、チームの大黒柱としてベスト4に貢献した。今後の進路については明言しなかったが「投手で勝負したい」と、プロ志望届を提出する見込みだ。準優勝した09年以来の決勝進出はできず、新潟県勢初優勝の夢もかなわなかった。それでも飯塚は「最高の仲間と自分たちの野球ができた。悔いはない」と胸を張って、甲子園を去った。

  飯塚が初回に先制打を浴びると、4回には意表を突いたスクイズで追加点を奪われた。その後も味方の失策も絡み5失点。打線に流れを呼び込めなかったが、今大会は5試合650球を1人で完投。直江津中1年から6年間バッテリーを組んだ鎌倉航は「飯塚あっての自分。飯塚がいたから成長できた」と涙を流し、親友でもあるエースに感謝した。

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