高松商は2-2の同点で迎えた延長11回に2点を挙げ、秀岳館に4-2で勝利した。5番・美濃晃成選手が先制点&ダメ押し点を挙げるなど、チームをけん引している。
4試合18打数9安打
高松商・美濃晃成選手は、この日は4回2アウト2塁の場面でタイムリーヒットを放ち先制点を挙げると、11回にはチームが1点を勝ち越した2アウト1塁の場面で、レフトオーバーのタイムリー2ベースヒットを打った。5打数2安打2打点の活躍だった。
美濃選手は昨年の明治神宮大会でも3試合で13打数8安打7打点を記録する活躍で、MVP級の活躍を見せていた。今大会でも4試合で18打数9安打6打点と、手が付けられない活躍を見せている。また投げても140キロを超す速球を投げリリーフとしても活躍を見せる。
4番で守備の要でもある植田響介選手、エースの浦大輝投手など総合力で勝ち上がってきたチームだが、5番・美濃選手が非常に大きい。
秀岳館敗退
秀岳館はこの日は10安打を打ったものの2点に抑えられた。4番九鬼隆平選手がノーヒットに抑えられた。しかし先発をした堀江航平投手や、7回からリリーフをして延長10回までを無失点に抑えた有村大誠投手も良く投げた。
猛打がクローズアップされるものの、木更津総合戦では2-1で勝利するなど、きっちりと守る野球でも勝てるチームで総合力は高かった。
2塁ランナーが間際らしい動きをして審判から注意されたり、主力が鍛治舎監督が中学時代に指導していた大阪から連れてきた選手だったり、またその鍛治舎監督のパナソニックの役員時代の話しなども取り上げられるが、九鬼選手を中心にしっかりとしたプレーができている素晴らしいチーム。こちらも夏に向けてさらに強くなりそうなチームだと思う。
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4試合で18打数9安打の5割と暴れまくる。大会前は、大舞台に緊張するのではと懸念もあったが、いざ始まれば「夢の舞台。楽しくて仕方ないです」というハートも、好打量産の理由だ。
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