ドラフト候補がそろい特に注目された兵庫大会は、市立尼崎が33年ぶりに甲子園出場を決めた。決勝で敗れた明石商の吉高壮投手は今後は大学でプレーをする。
注目の兵庫大会は市尼崎が制す
今年の兵庫県は、明石商の吉高壮投手と148キロ右腕の山崎伊織投手、神戸国際大付の平内龍太投手がと東郷太亮投手、報徳学園の中本光紀投手と主島大虎投手、さらに須磨翔風の才木浩人投手や長田高校の園田涼輔投手などプロ注目の好投手がそろい注目された。
決勝戦はセンバツベスト8の明石商と市尼崎の対戦となったが、市尼崎が終盤に逆転して3-2で勝利し池山選手以来となる33年ぶりの甲子園出場を決めた。
この日も吉高壮投手が先発し7回を6安打6奪三振1四死球で2失点と安定したピッチングを見せたが、7回で降板した後に交代した三浦投手が決勝点を奪われ「最後まで投げたかった。エースの仕事ができなかった」と悔しがった。
また春に148キロを記録し注目された山崎伊織投手も9回に今大会初登板し1回を1安打無失点に抑えた。山崎投手については故障だったのか不調だったのかわからないが、センバツで甲子園に出場したもののマウンドで投げることができず悔しさを見せていたが、夏にその夢を果たすことはできなかった。
山崎投手は東海大進学が有力、吉高投手も大学でプレーするという。ともに競い合い磨きあった二人が、次のステージでどんな成長を見せるか、注目していたい。
コメント