U18アジア選手権に出場する侍ジャパンU18代表の人選を検討する会議が18日に行われ、早稲田実の清宮幸太郎選手の選出は見送られる事となった。
チームに専念
清宮幸太郎選手は昨年、U18代表に選出され、4番としてアメリカやキューバなどと戦った。今年も選出の可能性は高かったものの、早稲田実の新チームの主将として来年春を目指す秋季大会が控えている事もあり、代表選出が見送られた。基本的には甲子園に出場したチームで3年生が中心となりそうだ。
代表の小枝監督は台湾の球場について「球場は内野が芝なのでゴロを転がして走れる選手がいい」と「足の使える選手」を中心に選出される事となった。
投手については、夏の甲子園で活躍した履正社・寺島成輝投手、横浜・藤平尚真投手、花咲徳栄・高橋昂也投手のBIG3に、作新学院の今井達也投手なども選出される見込みで、ほかにも木更津総合の早川隆久投手や広島新庄の堀瑞輝投手なども入りそうだ。甲子園で活躍した好投手が多く、甲子園に出場できなかったチームからの投手の選出は少なくなりそうだ。
U18代表は甲子園大会の終了後に発表される。
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小枝守代表監督(65)は具体的な選手名は明かさなかったが「足の使える選手が理想。(台湾の)球場は内野が芝なので、ゴロを転がせて走れる選手がいい」と説明。侍ジャパンのポスターに登場する清宮は2年連続代表入りが期待されたが、早実の主将になり、3季ぶりの甲子園を目指すチームを率いる立場になったこともあって選考は見送られた。
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