来年のドラフト候補として注目される履正社の安田尚憲選手が特大の3ランホームランを放ち4打点の活躍を見せた。
防護ネットに突き刺す
6回1アウト1,2塁の場面で安田尚憲選手が打席に入る。インコース高めのストレートを振りぬくと、「打った瞬間に行くと思った」という打球はライトフェンスを大きく超え、場外の一番奥の防護ネットに突き刺す特大弾となった。「感触は良かったです。一本出て良かったです」と笑った。
履正社の岡田監督も「あの3点が大きかった」と話し、頼れる主砲に信頼を寄せていた。
相手は大阪桐蔭だった。現在の大阪では2強と呼ばれるチームで、寺島成輝投手でもなかなか越えられなかった壁だった。しかし安田選手のホームランでその壁を越え、センバツ出場に一歩近づいた。
188cm92kgと大型だが今年夏の甲子園ではサードの守備力の高さも評価された。高校通算42号となるホームランが飛び出し、主砲が着実に歩みを進める。
清宮選手もそうだが、大きな体があるスラッガーだが守備も良いというところが、来年のドラフト上位候補に入ってくるポイントとなっている。
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4-1の六回一死一、二塁。内角高めの速球をさばき、「高校通算42号本塁打」をたたき込んだ。打球の行方を見届けて一塁を回ると、右手を突き上げて喜んだ。大阪桐蔭に終盤7-4まで追い上げられただけに、岡田監督も「あの3点が大きかった」と主砲をたたえた。
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