明治神宮大会チャンピオン、札幌大谷・西原健太投手は150キロ目指す

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明治神宮大会で優勝をした札幌大谷だが、星稜の奥川恭伸投手にはノーヒットに抑えられ、全国の壁も感じていた。来年のセンバツ優勝に向け、すでに厳しい練習が始まている。

奥川投手の存在感

明治神宮大会決勝で星稜に勝利し優勝した札幌大谷だが、優勝の喜びよりも、全国のレベルの高さを感じた大会となった。決勝戦では来年のドラフトの目玉、奥川恭伸投手が先発せず2-1とリードして迎えた7回、2アウトから奥川投手が登板すると、8回までの1回1/3をノーヒット、打者4人で抑えられた。

これによりチームは、「もっとスイングスピードを上げないと打てない。このオフは野手全員で上げていこう」と話し合い、現在は金属よりも軽量な木製バットを使い、速いスピードでスイングする事で、そのスピードを体にしみこませる練習をしているという。この練習自体は毎年やっているが、年明けから行っていた。しかし来年はセンバツに出場するため、3月末には仕上げる必要があり、「例年より2、3週間早めて準備をしていかないといけない」とこの秋からスタートした。

また、奥川投手の存在は、エース・西原健太投手にも刺激を与えた。184cm90kgの体は奥川投手にも引けを取らず、最速142キロの速球で星稜打線を1失点に抑えたが、奥川投手の150キロの速球に触れ、「夏までに150キロを目指して頑張りたい」と話す。

スピードスケートの選手が使用するスライドボードを用い、足の内転筋など下半身の強化を図る。来年、センバツでは注目投手の一人となりそうで、奥川投手との再戦の可能性もある。西原投手が北の怪腕として登場してくるかもしれない。

凄い選手の存在は、周囲に良い影響を与える。奥川投手と対戦したことで札幌大谷の選手が強くなり、そしてそのチームに勝とうと北海道の高校生たちも強くなる。来年は岩手の佐々木朗希投手、神奈川の及川雅貴投手、岡山の西純矢投手と、そういう存在が多く、松坂世代くらいに好投手、好選手が出てくるのではないかと期待している。

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