女満別・二階堂誠治投手、6失点も144km/h、10奪三振!

二階堂誠治, 女満別

21世紀枠で出場した女満別高校は九州学院と対戦し0-6で敗れた。しかし北の怪腕・二階堂誠治投手は10の三振を奪うなど意地を見せた。

二階堂投手は145km/hを記録する投手で昨秋の北海道大会では函館工業との対戦で1安打完封、17三振を奪うなど北海道屈指の右腕。センバツ前の練習試合でも千葉経大付との練習試合で2安打11奪三振で完封するなど調整をしてきた。

しかし初戦の相手は大会屈指の打線を誇る九州学院、初回にドラフト候補の溝脇隼人に5球ファールで粘られて四球を与えると、同じくドラフト候補の3番・萩原英之に内野安打を許すなどランナーを貯めてしまい、2本のヒットで4点を失ってしまう。

「少し力んだ、北海道ならばあそこで打ち取れる」と全国のレベルを痛感した。

しかしその後はヒットを打たれながらも144km/hを記録したストレートと新球シンカーで要所を三振で切り抜け、持ち前のスタミナと三振奪取力を発揮、2回以降は2失点に抑えた。打線が完封され0-6という結果だったが、二階堂投手がもう1段階レベルアップするための良い経験となった試合だった。

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    21世紀枠で甲子園初出場を果たした女満別は、1回戦で九州学院(熊本)と対戦し0―6で敗れた。MAX145キロ右腕のエース二階堂誠治(3年)が、21世紀枠での甲子園出場投手としては2人目となる2ケタ10三振を奪ったが、12安打を浴びて6失点。1、2回にいずれも2死から喫した失点が響き、150球の粘投も実らなかった。「ワクワク」を合言葉に、大空町民8071人の夢を背負って99分間を戦い抜いた19人は、胸を張って故郷へ帰る。

     女満別ナインに涙はなかった。「負けても胸を張って相手に敬意を示せ。絶対に下を向いてはいけない。負けて泣くな」。試合終了直後に原林章部長(46)から伝えられた言葉を守り、ベンチにいた全19人は頬をぬらすことなくグラウンドを後にした。

     試合開始と同時に全国との差を思い知った。二階堂は初回、相手先頭打者の溝脇に5球ファウルで粘られた上、9球目で四球を出した。2死二、三塁までこぎ着けるも、5番の岡山に再び3球ファウルされ、7球目で四球。2死満塁とした直後の初球を米井に2点適時打、続く浅川にも右越え2点適時二塁打を浴びた。

     あっという間の4失点。エースは「(初回は)少し力んだ。北海道だったらあそこで打ち取れる。甲子園のレベルはすごい」と脱帽。鈴木收監督(43)も「初回が九州学院と女満別の差。(打席での)粘りが大きく試合に影響した」と振り返った。右腕は3回以降立ち直り、初の聖地で自己最速にあと1キロに迫る144キロを記録するなど、10Kで完投。今年覚えた新球シンカーで相手を詰まらせる場面もあり「あれで打ち取れたのは自信になった」と150球を振り返った。


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