宮崎商・西原太一選手が1試合3本塁打、センバツの悔しさ晴らす

高校野球ドラフトニュース 2021年ドラフトニュース

春季高校野球九州大会では、センバツに出場した宮崎商が西原太一選手の3本塁打などで東海大熊本星翔に7-3で勝利した。

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3本塁打

西原太一選手は181cm78kgの外野手で、投げても140キロを記録する強肩と50m6.2秒の足を持つ身体能力の高い選手として、センバツでも活躍が期待されていた。

しかしセンバツでは初戦で天理と対戦し、プロ注目の達孝太投手の好投の前に3打数ノーヒット2奪三振に抑え込まれた。「実力は2割しか出せなかった」と悔しさをにじませ、その後、「ヘッドが寝ていたので立てる意識で練習し、ミート率がよくなりました」と短時間で新しい打撃に作り変えた。

この日は2回に先頭打者でインコースのストレートをレフトスタンドに運ぶと、6回には低めの変化球を捉えてレフトスタンドに運ぶ。そして8回、低めのストレートをすくい上げるとこの日3本目となるホームランがレフトポール際へ飛び込んだ。「甘い球が来て打てた。3本打ててすごくうれしい。本塁打が勝ちにつながっていいと思う」と話した。

これで高校通算19本塁打。肩や足も評価される選手で、今後の活躍にも注目したい。

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8回無死。先頭打者で「ちょっと狙っていた」と低め直球をすくい上げ、高校通算19本目(公式戦は6本目)となるポール際への左越え本塁打を放った。「ファウルかなと思ったが一番、手応えがあった」という会心の3本目。1試合3発に「甘い球が来て打てた。3本打ててすごくうれしい。本塁打が勝ちにつながっていいと思う」と喜んだ。

2回も先頭打者で先制本塁打を放ち、チームを勢いづけた。内角直球にうまく体を回転させ左本塁打。「つまったのでレフトフライかなと思ったが飛んでくれた」と、技ありの1発だった。2本目は6回1死から、得意とする低め変化球を捉え左へ本塁打にした。

西原デーだった。2回に3ボールから直球を捉え先制の左越え本塁打。「詰まっていたのでレフトフライかなと思った。伸びてくれて良かった」と話した。6回は1死から変化球を捉えて左越えに2本目。「バットの先でした」と話した。3発を加えて通算本塁打を19にした。橋口光朗監督は西原の3発に「びっくりしました」と第一声。2本目の本塁打に注目し、「真っ直ぐ狙いで変化球を打った。成長したなと思った」と目を細めた。

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