花巻東・大谷翔平投手の160kmに日米12球団のスカウトも賞賛!

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 花巻東・大谷翔平投手の160kmにスポーツ紙各紙も1面で報道している。改めてまとめると岩手大会準決勝の一関学院戦で大谷正平投手が先発し5回に159kmをマークすると6回の2アウト1,3塁で迎えた場面で157km、154km、157km、159km、157km、そして160kmで見逃し三振に斬って取った。1球1球スタンドがどよめき、160kmで三振後は球場全体が拍手喝采だった。

 初回に1失点と苦しい立ち上がりを見せたものの2回以降は圧巻のピッチング、7回を投げて3安打13奪三振、与えた四死球も2つ、スライダーやフォーク、スローカーブも投げほぼベストに近い内容だった。全99球中40球が150km以上を記録し、常時150kmを投げる先発投手というのは高校生以外でも聞いたことがない。

 この試合には日米12球団のスカウトが訪れ、以下のようなコメントを残している。
◆広島・苑田聡彦スカウト部長:春より足を上げたときのバランスが良くなった。春はそこから上体が突っ込んでいたけど、いい形が多くなってきた

◆マリナーズ・山本泰スカウト:打っても投げても高校生ではNo・1

◆中日・山本スカウト:軸足に体重が乗って、しっかり投げている。球速も出たけど、キレや質のいい球も増えた

◆横浜DeNA・武居スカウト:センバツではなかった下半身の粘りがでてきた。今がマックスじゃない。全体の中で1位でくじ引きになる存在。

◆阪神・葛西スカウト:どんどん良くなっている。球持ちも良いし、リリースポイントも安定してきている。5回までに154kmが4回ありました。

◆福岡ソフトバンク・永山スカウト部長:投打ともに楽しみな存在。これだけの体があって150kmを投げられるだけでもすばらしい。

 スカウトのスピードガンでは埼玉西武のスカウトが計測した157kmが最速だった。しかし各球団のスカウトのスピードガンが150km中盤から後半を記録しており、2012年夏に「高校野球史上最速の投手」が登場したのは間違いない。

花巻東・大谷、異次元高校生だ160キロ出した!…岩手大会 - スポーツ報知:2012/07/20

 “岩手のダル”が夢の大台に到達した。今秋ドラフト目玉右腕の花巻東・大谷翔平(3年)が、岩手大会準決勝・一関学院戦で今夏初先発し、自己最速を一気に4キロ更新する160キロをたたき出した。高校生では初、日本選手全体でも161キロのヤクルト・由規に次いで2人目の大台。全99球中、40球が150キロ超という熱投で7回を3安打、毎回の13奪三振で1失点完投勝ちした。25日の盛岡大付との決勝(10時・岩手県営)で、2年連続7度目の夏の甲子園出場を目指す。

 高校野球の歴史に名を刻んだ。7点リードの6回2死二、三塁だ。大谷は全力で直球勝負を挑んだ。150キロ超えを5球続け、フルカウントからの6球目。「気持ちもすごく入ってたし、しっかり低めに投げられた」と見逃し三振だ。「しゃー!!」。右手でグラブをたたき、雄たけびを上げてマウンドを駆け降りた。

 球場内にどよめきが響き渡った。左の5番・鈴木匡哉(3年)に投じた内角低めへの直球が、スコアボードで「160キロ」と表示された。13日に出した自己最速を4キロも更新した。「一番自信のある直球を思い切り投げた」。高校球界初の160キロ到達だった。初回、左の4番・及川慧斗(3年)に155キロを左越え適時二塁打されたが、その後は危なげなかった。 全文はスポーツ報知のサイトをご覧ください。

 

花巻東・大谷 高校生初の160キロ!日本最速にあと1 - スポーツニッポン:2012/07/20

 「(佐々木洋)監督と目標にしてきた数字だった。うれしい。一番自信のある直球を思い切り投げました」。歴史的事件ともいえる1球に、直後は会心のガッツポーズ。今夏初登板の3回戦・水沢工戦で記録した自己最速を4キロも更新する数字を叩き出した。49球の直球のうち150キロ超は実に40球。最も遅かった107キロカーブとの球速差は何と53キロだ。佐々木監督も「(座骨関節を損傷していた)春先を見ると目標は高すぎたと反省していたけど、クリアできてうれしい」と喜んだ。

 大谷が花巻東に入学した10年春から「160キロ計画」がスタートした。菊池(西武)が09年夏の甲子園で155キロをマーク。指揮官は「雄星の上の投手を育てたいとの思いがあった」。当時143キロが最速だった大谷に「160キロは絶対に投げられる」と熱く語りかけ、二人三脚で肉体改造に取り組んできた。

 県内でも強豪の同校水泳部の練習にも参加。肩甲骨の可動域アップに努めた。今では両手を腰に当てて前方に肘を曲げると、補助があれば両肘がつくほどまでになった。長い腕がムチのようにしなる。だからこその160キロだ。加えて昨冬には1日10杯の白飯を平らげ、体重も10キロ増。大谷は「監督が目標設定してくれたことに感謝したい」と頭を下げた。 全文はスポーツニッポンのサイトをご覧ください。

 

日米12球団のスカウト陣も驚く!打者としても「No.1」 - スポーツニッポン:2012/07/20

 ネット裏の日米12球団のスカウト陣も、花巻東・大谷の160キロに驚いた。  広島・苑田聡彦スカウト部長は「春より足を上げたときのバランスが良くなった。春はそこから上体が突っ込んでいたけど、いい形が多くなってきた」と技術面の進歩を認める。さらに「打者としても日本一になる素材。軸がしっかりしているし、20年に一人の打者」と、この日も2安打を放ち、今大会通算14打数7安打の打撃も高評価。スカウト陣のスピードガンでは西武の157キロが最速だった。また、大リーグからはドジャースに加えマリナーズも視察。山本泰スカウトは「打っても投げても高校生ではNo・1」と話した。 全文はスポーツニッポンのサイトをご覧ください。

 

大谷に日米12球団スカウト集結/岩手 - サンケイスポーツ:2012/07/20

 大谷の初先発を見ようと、ネット裏には日米12球団約30人のスカウトが集結。手にしたスピードガンでも常時150キロ超の球速を出し続けた右腕に舌を巻いた。「東北大会のときよりいい。軸が残ってピシッといい球がきていた」(広島・苑田スカウト部長)、「軸足に体重が乗って、しっかり投げている。球速も出たけど、キレや質のいい球も増えた」(中日・山本スカウト)と、春からの下半身強化をたたえる声が多かった。 全文はサンケイスポーツのサイトをご覧ください。

 

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