東北楽天、ルーキー4人を打線に並べて勝利

東北楽天ルーキーニュース

東北楽天はこの日、辰己涼介選手、太田光選手、渡邊佳明選手、小郷裕哉選手のルーキー4人を打線に並べて勝利した。

大学卒ルーキー4人衆

東北楽天はこの日、2番にドラフト6位の渡邊佳明選手を、また6番にドラフト1位の辰己涼介選手、7番にドラフト2位の太田光捕手、8番にドラフト7位の小郷裕哉選手と、4人の大学卒ルーキーをスタメンに並べた。

そして2回、辰己選手がヒットで出塁すると太田選手が死球でチャンスを広げ、小郷選手の内野ゴロの間に1点を取った。そして、1-1の同点で迎えた7回、辰己選手が2ベースヒットで出塁すると、太田選手がしっかりと犠打で送って3塁に進める。そして小郷選手がスクイズを成功させて1点をもぎ取り、2-1で中日に勝利した。

辰己選手は2安打の他、ダイビングキャッチで捕球するなどのプレーを見せた。小郷選手は2打点、そして太田選手は初回に中日の亀澤選手の盗塁を刺し、岸投手に「配球は任せるから」とリードを託されて7回1失点に抑えた。まさにルーキー4人でこの日の勝利を獲った。

ドラフト時から期待の高かった東北楽天の大学4人衆、開幕で1軍を勝ち取ったのは辰己選手だけだったが、辰己選手が寮で1軍の経験を伝えると、渡辺選手と小郷選手が5月19日に1軍に昇格し、そして太田選手も昇格した。太田選手もポスト嶋の一番手で、辰己選手と共に10年はセンターラインを保つことができる選手になりそうだ。

東北楽天ゴールデンイーグルス、過去のドラフト指名一覧

今月7日に1軍に初合流した太田は、プロ初のスタメンマスクに応えた。初回1死一塁。亀沢の盗塁を自慢の強肩で刺した。「めちゃくちゃテンパっていたけど、気持ちの準備はできていた」。2軍調整中に2度バッテリーを組んだエース・岸の好投を引き出し、1失点に封じた。 
大卒野手で唯一の開幕1軍だった辰己は試合後、寮で1軍の経験を伝えた。刺激を受けた渡辺佳、小郷が5月19日に1軍に昇格。「早く自分も輪に入りたかった」ともどかしさを感じていた太田も加わり、スタメン4人が実現した。 

「何が何でも辰己をかえしてやろうと思っていた。決められてよかった」
この日、2打点で初めてヒーローインタビューを受けた小郷が胸を張った。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント