福岡ソフトバンクが昨年のドラフト1位で獲得した前田悠伍投手が、10月1日のオリックス戦にプロ初登板初先発をすることが内定した。
外れ1位
前田悠伍投手は大阪桐蔭の1年秋から大阪桐蔭のエース格として登板し、2年時のセンバツの準優勝に貢献すると、3年時には春・夏の甲子園に出場する活躍を見せた。そして侍ジャパンU18代表としてU18W杯では、決勝の台湾戦で完投してチームを世界一に導いている。
ドラフト会議ではドラフト1位候補として注目され、武内夏暉投手を抽選で外した福岡ソフトバンクや東北楽天、北海道日本ハムが1位指名し、抽選の結果、福岡ソフトバンクが獲得をした。
高校卒1年目だが、ウエスタン・リーグではこれまで12試合に登板し4勝1敗、防御率1.94と抜群の成績を残している。9月5日のオリックス戦では自己最長の8回を投げて5安打無失点と好投、この投球を小久保監督も視察をしており、CS前の10月1日のオリックス戦に先発することが内定した。
25日には1軍に合流をしており、「1軍の舞台で投げるのがプロ。ようやくのスタートライン。どんな結果になっても今の力を出し切れればいい」と話した。昨年のドラフトでソフトバンクが最初に指名した武内投手は、埼玉西武で9勝を挙げている。前田投手もまずは1勝を手にし、これから長く続くパ・リーグの中で武内投手と勝利数を競い合いたい。
2023年ドラフト会議指名選手一覧
2023年のドラフト会議は10月26日に行われ、支配下ドラフトが72人(昨年より+3人)、育成ドラフトが50人(昨年より−7人)の、合わせて122人(昨年より-4人)が指名されました。
ドラ1左腕・前田悠、10・1デビュー ー スポニチ西部版1面
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