台湾でアジア選手権を戦う侍ジャパン社会人代表は、韓国戦で1点リードのまま迎えた9回裏に王子の近藤均投手が逆転サヨナラ2ランホームランを浴びた。
ベテラン中心も
チームはここまで格下のチームを相手に3試合で大勝して勝ち上がり、韓国、台湾との対戦となった。まずこの日の韓国戦には、ベテランで昨年秋の日本選手権の優勝投手、トヨタ自動車の佐竹功年投手が先発すると、7回を4安打7奪三振といつも通りの抜群の安定感あるピッチングを見せた。
8回もベテランのJR東日本・片山純一投手が3人をノーヒットに抑えた。打撃では2回にこちらもベテランの富士重工・林稔幸選手がホームランを放ち、この1点を8回まで守って1-0で9回を迎えた。
9回は今年の都市対抗で活躍を見せた王子の近藤均投手が登板した。近藤投手は先頭打者にヒットを許すと、代打の選手にライトスタンドに2ランホームランを浴び、1-2で逆転サヨナラで試合を落とした。
社会人代表チームでは、試合経験、国際経験のあるベテランが力を見せ、アジア選手権では6連覇をしていた。この大会では特にベテラン選手の活躍が目立ち、若手選手の見せ場が少なかった。今日は台湾戦、こういう試合を経験する事で成長をする。若手選手の頑張りに期待したい。
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