日本生命の小林慶祐投手が日本選手権予選で登板し、10球団24人のスカウトが集結した。巨人の山下スカウト部長が高い評価を示した。
10球団24人
小林慶祐投手は185cmから角度のある148キロの速球とフォークボールを投げる本格派右腕で、東京情報大時代からプロ注目の投手だった。今年の都市対抗ではチームは初戦で敗れたが、2番手として登板した小林投手は4回2/3を投げて2安打7奪三振無失点に抑える好投を見せていた。
この日は島津製作所との対戦で先発すると、8回を投げて6安打8月三振1失点と好投し、8回にこの日最速となる145キロを記録、特にストレートの伸びがあり、3回まではフォークボールを封印してストレートでパーフェクトに抑えた。
小林投手は「変化球よりもストレートの質を上げることに意識を置いてきた」と話し、その成果が見えた投球だった。また得意のフォークボールも「コースに投げ分ける時に意識してます」と変化をコントロールしていた。
この日は10球団24人のスカウトが集結し、注目度の高さをうかがわせた。視察した巨人の山下スカウト部長は「体もいい。こういう投手は大化けする可能性がある」と評価した。
都市対抗でも好投を見せていた小林投手、大卒2年目でまだ年齢も若く、成長を続けている投手でもある。チームがプロ入りを認めればドラフト会議では3位前後で指名されると思う。
巨人・山下スカウト部長は「体もいい。こういう投手は大化けする可能性がある」と評価していた。
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