社会人野球の都市対抗野球東海地区2次予選第3代表決定トーナメントでは、東海理化が投打で岐阜硬式野球倶楽部を圧倒した。先発した150キロ右腕の高橋一壮投手(23)が3回を1安打無失点と好投。打線も16安打17得点と爆発し、チームは大勝で第3代表決定トーナメント3回戦進出を決めた。
150キロ右腕がストライク先行で試合を支配
先発した高橋一壮投手は、初回をわずか7球で3者凡退に封じる立ち上がりで攻撃陣にリズムを生んだ。3イニングで投じた31球のうち、ボールは9球で、ストライク率は71%と、ベースの上で勝負して早めに相手を追い込む、隙のない投球を見せた。打線も16安打17得点という猛攻で、力の差を見せつける勝利となった。
高橋投手は、「調子自体はあまり良くなかったですが、なんとか0点で抑えられて良かった。とにかく0点に抑えることだけを考えて、マウンドに上りました(スポーツニッポン)」と話した。
右肘故障からの復活、客観視で得た成長
東海学園大から入社して今季が2年目の右腕。最速150キロを誇り、ドラフト候補としても躍進が期待されたが、春先に右肘を痛めた。懸命のリハビリを経て、5月9日の伏木海陸運送戦で実戦復帰。春に行われたJABA大会での登板こそかなわなかったが、ベンチから試合を見つめる日々の中で手にした収穫もあった。
高橋投手は、「客観的に試合を見ることができて、気持ちに少し余裕を持つことができるようになりました。以前よりもバッターを見られるようになりましたし、考える力はついたのかなと思います(スポーツニッポン)」と、離脱した期間も無駄ではなかったと話した。
昨年の悔しさを糧に、次戦ヤマハ戦へ
昨年の都市対抗予選では、日本製鉄東海REX戦で先発したが、2回途中2失点で降板した。今年はまず初登板で安定した投球を見せ、「去年はすごく舞い上がりましたが、今回は冷静に投げられたと思う(スポーツニッポン)」と、1年間の成長を周囲に印象づけた。
「去年、出られなくて、みんなが悔しい思いをした。今年こそはという思いです(スポーツニッポン)」という都市対抗本戦出場に向けて、チームは次戦、9日にヤマハと対戦する。
高橋一壮 プロフィール
- 氏名:高橋一壮
- 所属:東海理化(東海学園大出身・2年目)
- ポジション:投手
- 主な特徴や実績:最速150キロを誇る本格派右腕。東海学園大から東海理化へ入社し、今季が2年目。春先に右肘を故障したものの、リハビリを乗り越えて実戦に復帰した。都市対抗東海地区2次予選では岐阜硬式野球倶楽部戦で3回1安打無失点、31球でストライク率71%という安定した制球で味方の猛攻を呼び込んだ。









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