日本ハムは6月7日に、今年度3回目となるスカウト会議を都内で開き、春の高校野球や大学の春季リーグ戦を見極めたうえで、指名候補の大枠を確認した。リストアップした選手は100人ちょっとと話し、ドラフト1位クラスと位置づける候補は例年と同様の15人規模とした。
候補は100人前後、高卒・大学・社会人がほぼ拮抗
2月のキャンプ時に行った第2回以来の今回の会議では、各担当がこの春に追い続けてきた選手の報告を持ち寄り、現時点での候補を整理した。栗山英樹CBOや大渕隆スカウト部長も参加する中で、取材に応じた木田優夫GM代行(57)は、「ここまで見てきた報告をしてもらって。ざっくり数で言うと100(人)ちょっと。高卒と大学、社会人とかに分けると、まだほんとに半分半分ぐらい」(日刊スポーツ)と説明し、ドラフト候補全体で100人強、ドラフト1位候補は15人とした。
前回の会議でもドラフト1位候補を15人ほどとしており、その人数にも変化はないとした他、「年によってはね12人どうなのっていう年もある中で、今年はそんな感じで進んでいるという」と現状の手応えをにじませた。
地元・北海道出身は10人前後
また、地元・北海道出身の候補は10人前後とした。具体的な名前は伏せたうえで、木田GM代行は「皆さんが思ってるような選手はみんな挙がってます。本当にこれからなんでね。これからみんなでさらに見ていきましょうっていう会議なので。今日決まったことは何もないです」(日刊スポーツ)と、現段階では何も確定していないことを強調した。
道内出身者がその上位候補に含まれるかを問われると、「それは今は言わないです」とかわした。北海道のドラフト候補として名前が挙がるのは、高校生で北照高の中谷嘉希投手が有力だったが大学進学を表明している。148キロ右腕として注目される小樽双葉の近藤琉唯斗投手や、侍ジャパンU18代表候補強化合宿に参加した鵡川の三浦秀斗投手、センスの高いプレーを攻守に見せる旭川志峯の億貞壮汰選手、立命館慶祥のスラッガー・吉川慎之助選手、札幌日大のアスリートスラッガー・星野穰一郎選手なども候補として注目されるが、高校生は進学する選手も多い。大学生では北海学園大の150キロ右腕・住吉壮野投手や函館大の石岡流音投手、侍ジャパン大学代表候補強化合宿に参加した矢花大聖投手なども候補となるが、全国で活躍する北海道出身の選手が10人の中に入っていそうだ。
狙いは「その年の一番いい選手」、有力候補は大学生投手が中心
この日の指名の基本方針について大渕氏は「その年の一番いい選手にいくという方針は変わらないです。あとは抽選で勝つか負けるか」(日刊スポーツ)と述べ、例年通り、一番高く評価した選手を指名する方針を貫く。そして、現在追っている有力選手の傾向を「大学生の投手が多いですよね。あとは高校生の有名な子が2人ぐらいですか。そこから先は頑張ってください」(日刊スポーツ)と話し、大学生投手を軸に、BIG3と言われる高校生の中から2人を挙げているものと見られる。BIG3では、菰田陽生選手と織田翔希投手が入っているのではないかと思われる。
この日から開催される大学野球選手権やその後の侍ジャパン大学代表選考合宿、そして現在開催されている都市対抗の各地の二次予選に、夏の高校野球で視察をして最終的な見極めを行い、絞り込みの作業を行っていく。












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