西濃運輸・岩城駿也選手がホームラン、指名漏れ悔しさを来年ドラフトに向ける

社会人野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

社会人野球のJABAベーブルース杯では、西濃運輸の岩城駿也選手が3番DHで出場し、社会人公式戦初ホームランを放った。

昨年ドラフト指名漏れ

岩城駿也選手は昨年まで九州産業大でプレーし、福岡六大学リーグで4年間で130安打を記録、大学野球選手権でも3年時に強打を見せてプロから注目されていた。昨年のドラフト会議前には9球団から調査書が届き、プロ志望届を提出していたものの、ドラフト会議では名前が呼ばれなかった。

岩城選手は「なんでコイツが?と思う選手が指名されていた。2年後は絶対にと思った」と話し、強い気持ちを持って社会人でのプレーを誓い西濃運輸に入社した。そして地元で行われたこの日のJABAベーブルース杯のセガサミー戦で3番DHで出場すると、初回2アウトランナー無しの場面でレフトフェンスを越えるホームランを放った。

打ったのは元巨人の田中太一投手だった。西濃運輸の阪本監督は「長打力は彼の能力の一部。自信になると思う」と話した。

社会人野手

社会人の野手の中には高い身体能力を持ち、結果を残している選手もいる。しかしプロのスカウトもプロの1軍で活躍できるというラインで選手を評価するため、例えばファームでプレーする選手を1軍に昇格させるというような目線で見る事になり、1軍のレギュラー陣に代わってプレーできる選手かどうかという高いものが求められる。

社会人野手が指名されるには昨年の大阪ガス・近本選手のような誰が見ても目覚ましい活躍や身体能力を見せるか、守備や肩、足、長打力などでそれこそ社会人NO.1の能力を見せなければならない。

岩城選手はヒットも残せるし強打も持つ選手、またベンチを盛り上げることができる選手でもある。その中でプロを目指すには、スバ抜けて部分を見せていくのか、それとも一つ一つのプレーをピシッ、ピシッと磨いていくのか、個人的には特に守備の面で捕球からスローイングまでのプレーをもっと磨いてほしいと思い、今はDHで出場しているが、サードでのプレーを見てみたい。

昨年の悔しさを来年のドラフト会議で晴らすため、岩城選手の戦いが続く。

2020年度-社会人のドラフト候補リスト

新人の一発が、西濃運輸を勢いづけた。1回2死走者なしで3番・岩城が、元巨人のセガサミー先発・田中のスライダーを強振。打球は左翼フェンスを大きく越えた。

「打った瞬間、入ったと思った。新人らしく積極的に打っていこうと思った」と岩城。公式戦初本塁打が貴重な先制弾。地元大会の決勝トーナメント進出に貢献した。

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