JFE西日本・河野竜生投手に11球団が視察、中日・広島・楽天「12人に入る」

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都市対抗中国地区2次予選では、JFE西日本の河野竜生投手が先発して7回5安打11奪三振で無失点の好投を見せた。この日は11球団のスカウトが視察をしている。

12人に入ってくる

JFE西日本の河野竜生投手はこの日、強豪のJR西日本との対戦で先発を任されると、最速は151キロを記録したストレートで7回まで11三振を奪った。点差が開いたため7回で降板をしたが、5回無失点の抜群の投球を見せた。

初回の先頭打者をいきなり151キロのストレートで三振に、2回から4回までは得点圏にランナーを背負ったものの、カーブ、スライダー、ツーシームなどを駆使して打ち取った。「スピードは意識せず、打者に向かっていく中で両サイドにコントロールできた。」と評価した。

河野投手は昨年の都市対抗で、チームは本戦出場できず、JR西日本で補強選手として出場をしている。「僕が入って2年間、自チームで都市対抗に行けていない屈辱もあるし、去年、補強選手で出させてもらったJR西日本が相手でしたし、気持ちは入っていました」と話し、JR西日本へ昨年の恩返しとともに、今年はプロに飛び立つ可能性が高く、JFE西日本に感謝の本戦出場を意地でも勝ち取りたいという気持ちが伝わる。

しかし、気持ちが入る試合でも失敗をしないのが河野投手のすごい所で、この日視察した11球団のうち、中日・米村明アマスカウトチーフは「四球で崩れることが絶対にない投手」と制球力の良さと安定感を絶賛した。

また、広島・白武佳久スカウト部長は「打者から腕が見えにくい投げ方だし、右にも左にも内角を突けるということは、指先の感覚も素晴らしいということ」と技術的な部分を評価すると、東北楽天の福田功プロアマスカウトアドバイザーは「12人には間違いなく入ってくる」と1位で消えると評価した。

球速も151キロを投げ、今年のドラフト候補の中で左の一番手の位置を確実にした。左腕投手の欲しいチームには、単独1位指名を狙ってくるかもしれない。

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スタンドで視察した国内11球団のスカウトは投球内容を絶賛した。中日・米村明アマスカウトチーフは「四球で崩れることが絶対にない投手」と制球力を評価し、広島・白武佳久スカウト部長は「打者から腕が見えにくい投げ方だし、右(打者)にも左にも内角を突けるということは、指先の感覚も素晴らしいということ」と話す。楽天・福田功プロアマスカウトアドバイザーは「(ドラフト1位の)12人には間違いなく入ってくる」と断言した。

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