慶応大が初戦敗退、岩見雅紀選手は2安打もホームランなし

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明治神宮大会初戦で、東京六大学代表の慶応大が敗れ姿を消した。東北楽天にドラフト2位で指名された岩見雅紀選手は、9回裏に意地の1打点を挙げたが、ホームランは無く大学野球を終えた。

東京六大学が初戦敗退

環太平洋大の前に1-5で敗れた慶応大、2001年の慶応大以来16大会ぶりの初戦敗退となった。

リーグ優勝に貢献した1年生の佐藤宏樹投手が体調不良で登板できず、同じ1年生の関根智輝投手が5回2/3を投げて4安打8奪三振1失点と奮闘したが、打線は環太平洋大の継投に6安打に抑えられた。

東北楽天ドラフト2位の岩見雅紀選手は9回、2アウト2塁の場面で打席に入ると「最後の打者にはなりたくなかった」と意地のタイムリーヒットで1点を挙げた。試合後に大きく息を吐いた岩見選手、リーグ通算21本塁打を記録した大学野球を卒業し、プロの世界へと向かう。

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東京六大学歴代3位の21本塁打を誇る慶大の岩見は、不発で大学最後の試合を終えた。5点を追う9回2死二塁から内角直球にバットを折られながらも左前適時打。最後に意地を見せたが、零敗阻止が精いっぱいで「日本一になれなかった悔しさはある」と話した。

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