高校野球広島大会では、プロ注目の新庄・田口麗斗投手が先発し、6回を投げて4安打1失点9奪三振の好投を見せた。
田口投手は無名ながら春季大会で1試合17奪三振を記録し、練習試合でも17奪三振で完全試合を記録するなど、球速は140km/h前半の左腕だが、キレの良いストレートとスライダー、カーブなで三振を積み重ねるスタイルも似ていることから、東の松井裕樹、西の田口麗斗と呼ばれる。
この日も143km/hの速球で9三振を奪い、視察した地元広島や阪神など8球団のスカウトに大きくアピール、阪神、畑山スカウトは「投げっぷりがいい」と話すと、広島・川端編成部長は桐光学園・松井裕樹投手と比べて「名前は知られていないが近いものがある」と評価した。
ともに強豪ひしめく地区を戦っており、甲子園出場も至難の業。しかしそこを勝ち抜いて、甲子園で東西左腕対決が実現したら盛り上がる事だろう。
8球団スカウトに田口143km/h剛球披露 - デイリースポーツ:2013/7/22
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