東都リーグ、亜細亜大vs専修大の試合は、プロ注目の151キロ左腕の亜細亜大・高橋遥人投手が先発し、7回1失点にまとめて勝利を挙げた。初の開幕戦勝利となった。
リーグ通算3勝目
高橋遥人投手はこの日、最速は146キロ止まり、140キロ前後の球を低めに集める投球で7回で8安打を許したものの1失点に抑える安定感ある投球を見せた。奪った三振は4つ、与えた四死球は3つだった。
内容にはやや納得もいっていないのか「勝ち星が付いた意味では自信にしたい」と話した。生田監督も「内容はともあれ、勝ったことは自信につながると思う」と話した。
高橋投手はこれで3季連続で開幕投手を務めたがようやく初勝利、しかもまだリーグ通算でこれで3勝目、リリーフなどで登板し徐々に力をつけてきたが、調子が良くなくても手にすることができたこの1勝で、今シーズンは4~5勝も期待できる。
プロスカウト評価
この日は12球団のスカウトが視察をしていたが、阪神・吉野スカウトは「制球がまとまってきた。左腕ではなかなかいない」と話した。
左のエース候補として、JR東日本の田嶋大樹投手、東大の宮台康平投手と共に注目されながら、今シーズンと秋に実績を重ねてゆけばドラフト上位で消えるのは間違いない。
専大・高橋礼投手は7回降板
専大の先発はドラフト候補のアンダースロー・高橋礼投手、高橋どうしの投げ合いとなり6回までは1失点と粘りを見せたが、7回に連続四死球から失点し、その後も止められず4失点、結局6回1/3を投げて7安打5失点、7つの四死球を与えた。
「要所を締めたのは良かったが、最後はバテた。足元を見つめなおし、一球ずつ丁寧に投げれば結果がついてくることを自覚したい。」と話した。高橋投手は下級生時はリリーフで登板し好投を見せて注目された。しかし先発にすると結果を出せずにいたが、その辺は変わらないようだ。
この日は初戦という事もあったが、次、その次の先発で長いイニングを投げられるかどうかに注目したい。または早い段階でリリーフに回るかもしれない。
勝ち星がついた意味では自信にしたい」と頬を緩めた。阪神・吉野スカウトは「制球がまとまってきた。(常時140キロ台は)左腕ではなかなかいない」と評価した。
ドラフト候補の最速151キロ左腕、亜大・高橋遥が7回1失点。直球は146キロどまりで8安打を浴びたが、3季連続で務めた“開幕投手”での初白星に「勝ち星が付いたのは自信にしたい」と喜んだ。
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