アジア大会を戦う侍ジャパン社会人代表は、準決勝で前回銀メダルの台湾に5-0で勝利した。岡野祐一郎投手が奮闘を見せた。
岡野投手、荒西投手が奮闘
侍ジャパン社会人代表は、予選ラウンドは格下と言える相手に全勝で勝ち上がったものの、30日に行われたスーパーラウンドの韓国戦では1-5で敗れた。吉川峻平投手がメジャーと契約していた問題から出場を辞退し、先発が1枚少ない状態となっている影響もあった。
この日の台湾戦で敗れれば3位決定戦に回る。前回も銅メダルだった侍ジャパンは、何としても勝利したい試合だったが、その期待に岡野祐一郎投手(東芝)が答えた。
岡野投手は「後ろが守ってくれたので粘れた」と話し、持ち前の粘りの投球とともに、球威あるストレートを投げ、5回途中で7つの三振を奪う熱投を見せた。リリーフしたベテランの荒西祐大投手も8回までランナーを出さない投球を見せ、9回にランナーを許したものの、「岡野が粘ったので気持ちで抑えようと思った」とピンチを切り抜け、5-0で勝利した。
これで侍ジャパンは今日18時から決勝で再び韓国と対戦する。6大会ぶりの優勝を目指す。
侍ジャパン社会人代表(2018)、8月26日からアジア選手権
継投でプロアマ混成の台湾打線を封じた。岡野、荒西が計10三振を奪い、無失点。岡野は球威のある直球と変化球を織り交ぜ、五回途中7奪三振。「後ろが守ってくれたので粘れた」と感謝した。
2番手の荒西は九回に初めて走者を出したが、「岡野が粘ったので気持ちで抑えようと思った」と切り抜けた。
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