北海道日本ハムがスカウト会議、佐々木投手の面談はせず抽選は監督以外

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北海道日本ハムはこの日、千葉県鎌ケ谷市の球団施設でスカウト会議を行い、ドラフト会議の指名候補選手を73人に絞り込んだ。1位指名は佐々木朗希投手を公表しているが、ドラフト会議前に面談にはいかない方針。

験を担いで

スカウト会議を終え、大渕スカウト部長は佐々木朗希投手との面談について、「面談する予定はないです。担当が十分調査をしてくれている」と話し、「あの時もそうでしたか」と思い出したように、「清宮の時も面談をしなかったら当たったので」と続けた。2017年のドラフト会議では、清宮幸太郎選手に日本ハム以外の11球団が面談を行い、当日はドラフト1位で7球団が指名重複となったが、北海道日本ハムの木田GMが抽選を引き当てた。

抽選については吉村GMが「決まっている。監督以外で。」と話し、「1位入札は公表するけど、抽選役は公表しない」となぜか抽選役については公表しなかった。

73人

またこの日はドラフト会議の指名候補を73人に絞り込んだ。大渕スカウト部長は「今日は現場の情報を吸い上げただけ」と話し、具体的な指名の優先ポイントなどは話さなかった。

昨年は球団初となる育成ドラフトに参加し、1人を獲得しているが、今年も「可能性はある」と話した。

2019年ドラフト指名予想
北海道日本ハムファイターズのドラフト会議

脳裏に描くのは17年度のドラフト会議。7球団が競合した早実・清宮を木田GM補佐(現投手チーフコーチ)が見事引き当てた。「面談する予定はないです。担当が十分調査をしてくれている」と明言した大渕部長は続けて「あの時もそうでした」と懐かしそうに語った。

1位指名を公表している大船渡高(岩手)・佐々木朗希投手との面談について、大渕スカウト部長は「しない方向で考えている。(2年前の)清宮の時も面談しないで当たったので。十分に調査している」と説明。

清宮の際は当時GM補佐だった木田投手チーフコーチが抽選役を務めたが、今回の大役について吉村GMは「決まっている。(栗山)監督以外だが、抽選者は公表しない」と明かさなかった。

また、昨年は球団史上初めて育成ドラフトに参加したが、同GMは「(今年も)可能性はある」。来季も育成選手を保持する予定で、2年連続で参加する可能性を示唆した。

すでに1位指名は大船渡・佐々木で決定しているが本人との面談について大渕隆スカウト部長が「しない方向です。清宮の時もしていないので」と明かした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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