第98回選抜高校野球大会(3月19日開幕、甲子園)に出場する北照高校(北海道)が、甲子園でベンチ入りするメンバー20人を発表した。高校通算5本塁打の強打者・手代森煌斗主将(新3年)が、スイッチヒッターとして新たなミッションに挑むほか、背番号1は島田爽介投手が付けることが決まり、さらに期待の新2年生2人が公式戦初のベンチ入りを果たすなど、過去最高の「ベスト4」超えを狙う布陣で挑む。
手代森主将がスイッチ転向、監督の「1番」構想に応える
チームを牽引する手代森煌斗主将が、聖地で新たな武器を披露する。中学まではスイッチヒッターだったが、高校入学後に右に専念し、高校通算5本塁打を放っていた。しかし、センバツ開幕1ヶ月前となる2月19日の練習中に、上林弘樹監督から左打席の準備を指示された。
左打者が少ないというチーム事情もあり、指揮官は「足もあるし、左が一枚かむことで打線にアクセントもつく。理想を言えば1番に置きたい(スポニチ)。」と話す。3番打者としてチャンスでランナーを返す打撃を見せていたが、今年は1番バッターとして起用をする構想がある。
左打席には約1年半のブランクはあるものの、練習ではすでに安打性の当たりを連発。「左でもいい状態を甲子園に持ち込みたい。ミッションが増えたので、楽しみというか欲が増えた(スポニチ)。」と話し、2年時までに満足することなく、新たな目標を与えられ、それに喜びを見せるように全力で取り組んでいる。
期待の“1年生”コンビが初ベンチ、DH候補と貴重な左腕
フレッシュな力も加わった。選抜発表後の鹿児島、静岡での合宿で結果を残した新2年生2人が、公式戦初のベンチ入り切符を掴み取った。
背番号20でベンチ入りが決まった寺川粋一投手は、「呼ばれた瞬間はうれしさと同時に闘志があふれ返った。粉骨砕身、力強く自分の投球ができたら(スポニチ)。」と気合十分。チームにとって貴重な左腕投手で、これまでの合宿の紅白戦などで好投を続けてベンチ入りを手にした。
また、背番号13の岩本文輝内野手も、昨年までに高い打率を残す打撃に加え、合宿の紅白戦で長打を見せてアピールし、今大会から導入される指名打者(DH)の候補として期待されている。
盤石の投手陣と共に「ベスト4」へ
投手陣は、全道大会を一人で投げ抜いた安定感抜群の絶対的エース・島田爽介投手(新3年)が背番号1。プロ注目の最速149キロ右腕・中谷嘉希投手(新3年)が背番号11を背負い、強力な二枚看板で上位進出を狙う。
大型右腕で高いポテンシャル持つ中谷投手が、この大会の背番号11で投げる自らの姿を見て、夏までにチームの信頼をえられるような投球ができるようになれば、夏は更に楽しみになりそうだ。
【北照 甲子園メンバー】(カッコ内は新学年)
- 1. 島田 爽介(3年) 右右
- 2. 横堀 倖世(3年) 右右
- 3. 長谷川 世和(3年) 右右
- 4. 堀井 一護(3年) 右右
- 5. 沢田 碧生(3年) 右右
- 6. 岩城 輝雅(2年) 右右
- 7. 森 寅能(3年) 右左
- 8. 手代森 煌斗(3年・主将) 右両
- 9. 畠山 柊太(3年) 右左
- 10. 尹 悠人(3年) 右右
- 11. 中谷 嘉希(3年) 右右
- 12. 森 泰晟(3年) 右右
- 13. 岩本 文輝(2年) 右左
- 14. 丹場 祥平(3年) 右右
- 15. 斎藤 優輝(3年) 右右
- 16. 久末 哲平(2年) 右右
- 17. 池田 敢汰(3年) 左左
- 18. 大塚 橙吾(3年) 右右
- 19. 阿蘇 龍哉(3年) 右右
- 20. 寺川 粋一(2年) 左左









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